今やおしゃれさんがこぞって履くスニーカーブランド「VANS(バンズ)」。
その中でも特に人気の高い定番モデルが「SLIP ON(スリッポン)」です。
この記事では、VANS・スリッポンの特徴やサイズ感、人気カラーやおすすめモデル、VAULTラインについて紹介していきます。
VANS(バンズ)スリッポンの歴史と愛用するおしゃれ有名人
VANSの代表的モデルSLIP-ON(スリッポン)
1966年、ポール・ヴァン・ドーレンを中心に始まったVANS。
ブランド設立当初よりスケーターやBMXライダーからの熱い支持を受けて人気ブランドとして地位を確立しました。
今も定番として残るAUTHENTICやOLDSKOOLなど、人気モデルを当初から展開していました。
人気の熱が冷めやらぬ1979年、後にブランドの代名詞となる「SLIP-ON(スリッポン)」が発売されます。
「すぐ履けてスケボーができるシューズ」として開発されたスリッポンは、カリフォルニアを中心に瞬く間に流行アイテムとして知られるようになりました。
今ではいろいろなメーカーやブランドから発表され人気となっている、ヒモなしスニーカーの元祖がこの「VANS スリッポン」です。
さて、そんな産まれのスリッポン、もちろん世界中で人気を博しています。
VANSのコンセプト「OFF THE WALL(変わり者、変な奴)」の通り、他人と違うものを履きたいというおしゃれさんからの人気も高いです。

VANSの靴のかかとには「OFF THE WALL」のロゴが
”世界”のジャスティンビーバーはモノトーンカラーのスリッポンを好んで履いています。
”デイビッド・ベッカムの息子”ブルックリンもチェッカーフラッグのスリッポンを好んで履いている姿がよく見られます。
ちなみに、父親の”デイビッド・ベッカム”は同じくVANSの「SK8-HI」を好んで履いている模様。参考までに。
世界のセレブも愛用しているスニーカー、それが「VANS スリッポン」です。
VANS スリッポンは価格も比較的、良心的なものが多いのも嬉しいポイントですね。
VANS(バンズ)スリッポンのサイズ感にはご注意‼
購入の際におすすめのサイズ選び方法
VANS スリッポンの最大にして唯一の特徴が「ヒモなし」という点。

ヒモがないシンプルなデザインが最大の特徴
ヒモがなくてもスッと足を入れればすぐに履けるお気軽スニーカーというポイントが人気の秘密。
しかし、注意しなくてはいけないのがサイズ選び。
アッパーの両サイドにゴムが入っているので多少の調整は効くけど、やはりサイズはしっかりと吟味した方が良いでしょう。
スリッポンはわかりやすく言えば「薄い」作りになっているので、甲高幅広の足型が多い日本人にはなかなか合いにくいスニーカーなんです。
靴屋時代にも、実はスリッポンのサイズ選びは少し難題でした。
特に甲高の方が「スリッポンは買いたい」と言っているときなんかは、もう接客を変わってもらいたいぐらい…
足型やサイズ感の好みは人によって違いますが、このサイズ選びの方法を参考にしてみて下さい。
- 日本企画のスリッポン(ライセンス) 足の実寸+1.5cm
- 海外企画のスリッポン(インター) 足の実寸+1cm
海外企画のスリッポンで27.5cmなら素足・薄手ソックスでぴったり、28cmで厚手ソックスを履いても問題ない、というサイズ感だよ。
これはあくまで目安なので、1番大事なポイントは試着です。
人によって足型は変わるので、試着しながら自分にしっくりくるサイズを選んでください。
VANS・スリッポンは定番カラーのホワイト・ブラック・ネイビー・チェッカーフラッグが人気。コラボモデルも充実
VANS スリッポンはシーズンカラーや限定モデルなど、今まで数々のカラーが展開されています。
その中でもやはり人気のカラーは定番カラー。
特に人気の高いのが「ホワイト」「ブラック」「ネイビー」「チェッカーフラッグ」になります。
VANSといえば、このチェッカーフラッグを思い出す人が多いのでは
シンプルな見ためのスリッポンなので、色んな服装に合わせやすいカラーが人気ですよね。
キャンバス素材のこの4カラーならシーズン問わず手に入りやすいのがありがたいです。
また、シーズン限定で色々な素材でバリエーション豊富に展開されるのもVANS スリッポンの特徴。
夏のHEMP(麻)シリーズ、秋冬のネル素材やウール、ボア素材など、その時々のトレンドも合わせた素材が展開されるので、それを選ぶのも楽しみの1つです。
また、有名企業やブランド・ショップとのコラボモデル、限定モデルが多く展開されるのもスリッポンならではの魅力でしょう。
日本を代表する「任天堂」や「ユナイテッドアローズ」、また世界中で人気の「ディズニー」や有名アーティストとのコラボなど、発売日に行列になるほど人気のコラボもあるほどです。
人とちがうスリッポンならVAULT(ヴォルト)ラインと海外限定モデルがおすすめ
VANS・スリッポンを探すならぜひ知っておきたいのがVAULTライン。
こだわる人に人気の高い”VAULTライン”
「VANS VAULTライン」とは…
2003年に誕生したVANSのファッションライン。
よりファッション的に生地や柄、時にはデザインまでも新しく起こしたシリーズが「VAULTライン」。
世界全体で取り扱えるショップは150店舗以下に抑えられ、日本でも幾つかのショップでしか扱えない。
要は、
なかなか手に入らないレアな限定モデルですよ、ということです。
中でもスリッポンは、ひと目で上質とわかるスウェード素材が採用されていたり、凝ったカラーやグラフィックの生地を採用していたり、とにかくカッコいいモデルが勢ぞろい。
定番のクラシックラインと比べると若干お高めですが、人とカブらない1足を探すならVAULTラインがおすすめです。
日本国内でも展開されている店舗は少ないですが、エービーシーマート系列のBILLY’Sはかなり豊富にラインナップが揃っています。
このあたりはさすが、国内総代理店ですね。
また、海外通販サイトなら日本未入荷モデルや海外モデルが探せるのでおすすめです。
日本語対応のおすすめサイトを紹介しておきます。
僕はVANSを探すときは常にこのあたりのショップをチェックしてるよ。
詳しく解説したページもあるので参考にしてみてください。
VANS(バンズ)スリッポンのUSA企画・日本企画のちがいはここを見ればわかる
VANS スリッポンにはUSA企画と日本企画のモデルが存在します。
その名の通り、アメリカ本国で企画・商品化されたモデルと日本総代理店のエービーシーマートで企画・商品化されたモデルです。
スニーカーに精通する人はUSA企画モデルを好む傾向がありますが、近年は日本企画でもかなり見ためにこだわったモデルも多くなってきていて、簡単に見分けがつかないことも多くなってきました。
ただ、ここを見ればUSA企画と日本企画の違いがわかる、というポイントを紹介します。
箱、タグについている品番で判断する
箱やタグについている品番で判別できます。

画像左側中段あたりの「VN-~」が品番
- 頭がVN~で始まる品番はUSA企画
- 頭がV~で始まる品番は日本企画
つま先のシルエットで判断する
VANSの中でも、特にスリッポンはつま先のシルエットで判別しやすいです。

画像ではわかりくいけどかなり平べったい印象
- つま先が平べったく太めのシルエットはUSA企画
- つま先がとがって細いシルエットは日本企画
わが家には日本企画のスリッポンがないので比較ができず、申し訳ないです…
USA企画・日本企画についてはこちらの記事でも解説しているので参考にしてみて下さい。
「VANS・SLIP-ON(バンズ・スリッポン)サイズ感で悩む人におすすめする選び方」まとめ
昨今のトレンドでもある「力の入りすぎてないコーデ」にもばっちりハマるVANS スリッポン。
これからしばらくはスリッポン人気は継続するはずです。
持っていない方も、2足目・3足目のスリッポンを考えている方も、このページを参考に自分のお気に入りを見つけてみて下さい。
僕も今まで何足もスリッポンを履きつぶしてきて、今は家のシューズクローゼットに2足しか残っていなかったので、そろそろ新しいスリッポンを真剣に探したいと思います(笑)
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
それでは、パーネン(@hiro_pa911)でした。