スタジャンは今や男女問わず、定番人気のアウター。
そんなスタジャンを代表する人気ブランドといえば「SKOOKUM(スクーカム)」です。

アメカジ好きな方には特に人気の高いブランドです。
このページでは数々の名品を世に産み出したスクーカムの商品を紹介していきます。
「2018年で廃業」となったスクーカム、もしかしたらアメリカ生産のスクーカムを手に出来るのはもう最後かも…
- スクーカムの歴史と特徴
- スクーカムの代表的アイテム
- スクーカムの別注アイテム
【2021年にスクーカムが復活】
2018年に廃業したスクーカムですが、人気ブランドを手がける国内代理店「インス」によって復活しています。
アジア生産がメインなのはちょっと残念だけど、さすが我らがインス!
【SKOOKUM(スクーカム)の歴史と特徴】2018年廃業するも2021年に復活!
まずはスクーカムについての説明から。
SKOOKUM(スクーカム)とは「究極」という意味の言葉
1939年にアメリカ・ワシントン州にて創業した「セントラリア・ニッティングミルズ」。
同社が手がけたブランドが「SKOOKUM(スクーカム)」になります。
設立以来、親子3代にわたってニット製品やスポーツジャケットを、アメリカ国内で変わらぬ製法で作り続けてきた老舗メーカーです。
ブランド名の「SKOOKUM(スクーカム)」とは、インディアンの言葉で「究極の」「他に類を見ない」という意味で、その言葉通り他に類を見ないほどの高品質な物作りで人気を得ました。
ボタンの仕様や、袖やリブなどのパーツ毎の細かなオーダーにも対応していたため、「ショップの数だけ別注品がある」とまで言われるほど、世界中でバリエーション豊富に販売されている人気のブランドです。
2018年で廃業、その後2021年に日本企業によって復活
ある日、フォローしているショップのSNSでそのニュースを知りました。
「2018年秋冬シーズンでスクーカムが廃業!」
このニュースを聞いてからいくつかのショップの情報を探ってみると、やはり2018年での廃業は本当のようです…
ブランド・版権を買い取って継続する企業が現れるのかどうかも、記事執筆の2018年9月現時点では全く不明とのこと。
また1つ、名品を作っていたブランドが消えていってしまう…
資本化と効率化、時代の流れによって、「MADE IN U.S.A.」を貫いていたブランドの灯が消えてしまうというのは、世の中のファッション好きの人間にはあまりにも悲しいニュースです。
願わくば、生産体制や流通経路もそのままに、継続してくれる企業が現われてほしいですね。
【2021年12月追記】ついにスクーカムが復活!
2018年に廃業したスクーカムですが、人気ブランドを手がける国内代理店「インス」によって復活しています。
アジア生産がメインなのはちょっと残念だけど、さすが我らがインス!
【スクーカムの代表アイテム】アメリカ生産のスタジャン、サーコートは数年後にはヴィンテージ?
今後、製造されるのが難しいことから、今ある在庫が最後のアメリカ製スクーカムになる可能性が高いです。
もしかしたら、数年後、数十年後には「ヴィンテージ」と呼ばれているかも知れないスクーカムの代表作を紹介します。
アワードジャケット(スタジャン)
日本では「スタジャン」と呼ばれる事も多いアワードジャケットは、その品質の高さからアメリカ本国はもちろん、世界中で長年に渡ってファンを魅了し続けてきた、ブランドを代表するモデルです。
スクーカムといえばこのアワードジャケットを想像する人も多いでしょう。
特徴的なメルトンボディとレザーの袖、首・手首・裾部分に配されたリブ素材が冬の寒さから身体を守ってくれます。
動きやすいうえに暖かいことから、大学生たちがスポーツをする際に着るアウターとして人気を博しました。
その後、世界的なアイビーブームで一気に広がり、カジュアルウェアの定番アウターとして知られるようになりましたね。
サーコート(ファラオコート)
上記のアワードジャケットの裾部分のリブがなくなったのがサーコートです。
ショップによって、ファラオコートとも呼ばれていますね。
アワードジャケットの裾のリブがなくなったことで、インナーに着る服を選ばないという点と、スポーツのテイストが薄らいで大人っぽい雰囲気で着こなすことが出来るという点で、サーコートを選ぶ人も多いです。
僕はもうすぐ40代ということもあって、カジュアルでありながら雰囲気のある、このサーコートを愛用しています。
上の画像はかれこれ5年ほど着用しているサーコートの画像。
特に取り扱いに気を使ったこともないですが、袖のレザー部分やボディ部分のメルトンは全くと言っていいほど、きれいな状態ですね。
やはりブランド名の通り、究極の素材を使っているだけあって、他に類を見ないほど丈夫なアウターに仕上がってます。
カーディガン
スタジャン同様、アイビー人気で世界中に広まったレタードカーディガンを製造していたスクーカムが、ブランドの定番として作り続けています。
編み目のつまった、アウターとしても着れるほど肉厚のニット生地、アメリカブランドらしからぬスリムで身体にフィットしたサイジングで人気の高い名品です。
アルファベットのワッペンや袖のラインなど、スタジャン同様、細かなオーダーが出来るため、拘りのあるショップから数々の別注品が世に産まれてきました。
正直言って、カーディガン1枚としてはかなり高額な部類。
ただ、それだけの価値はある、他のブランドでは出せない雰囲気があるのが、スクーカムのカーディガンなんです。
今年で手に入れることが出来なくなるかもしれない、今が手に入れる最後のチャンスかもしれないと思うと、記事を書いている僕自身もあせってきました。
気になる方は、在庫のあるうちに検討して下さいね。
今年こそは買いたい!
【スクーカムの別注品】セレクトショップや人気ブランドから生まれた数々の名作
もともと僕がスクーカムを知って惹かれていったのは、京都の有名セレクトショップ「LOFTMAN」で、「ハリウッドランチマーケット」のスナップボタンがマルチカラーになった別注アワードジャケットを見たのがきっかけでした。
そこから毎年、秋冬シーズンになると必ずといっていいほど、色々なショップでスクーカムのアウターをチェックするようになりましたね。
フード付きやドンキーカラー、ジップアップやポケットなし、オールメルトンにオールレザーなど、本当に様々な種類の別注品が作られてきました。
数多くの別注品がある中で、今でもスクーカム好きの方から最高傑作といわれているのが「ネペンテス別注サーコート」ではないでしょうか。
U.S.エアフォースのフライトジャケットをモチーフにネペンテスから別注されたモデルは、裏地のコットンツイルや袖リブなどのパーツカラーに拘りながら、ボディにはペンドルトン製の24オンスメルトン生地を使用し、着丈まで調整するほどの拘りぶり!!
数年に渡って別注されていたものの昨年辺りから製造されていないようで、今でも中古市場で高値取引されているほど人気の高い「キング・オブ・別注」ともいうべき逸品でした。
僕も、状態の良いネペンテス別注のスクーカムが見つかれば手に入れたいと考えています。
スクーカムの他にも、アメカジに欠かせないおすすめアウターを紹介しているので、こちらもご参考に。
「スクーカムが廃業…スタジャンの代名詞とも言える神ブランドの名品」のまとめ
このページの内容を振り返ります。
- スクーカムが2018年で廃業
- 名品と呼べるモデル…アワードジャケット・サーコート・カーディガン
- 数々の名品を産み出した別注モデル
それがこんな「廃業」というニュースと共に紹介することになるとは考えてもいませんでした。
何にせよ、アメリカ製スクーカムを手に入れられるチャンスは「あと少し」なのは間違いなしです!!
在庫のあるうちに、早めの行動が吉ですよ。
僕も今から奥様に交渉してきますww
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
それでは、パーネンでした。@hiro_pa911
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