防寒用にインナーダウンを買おうかと思ってるんだけど、おすすめのインナーダウンってあるかな?TAIONのダウンベストが気になっているんだけど…
こんな方に向けて、インナーダウン業界で旋風を巻き起こしている「TAION/タイオン」について詳しく紹介していきます。

冬コーデを楽しむためにすっかり市民権を得たインナーダウン。
防寒性がありながら、もこもこと着ぶくれすることなくおしゃれができる便利アイテムですよね。
このページでは、おしゃれブランドやセレクトショップからの評価も高いTAION(タイオン)のブランド詳細、実際に着たレビューやサイズ感、他ブランドのインナーダウンとの比較を紹介していきます。
TAIONのメリット
- 価格が手ごろ
- 保温性も充分
- シンプルでおしゃれ
- 種類、デザインが豊富
最初に言っておくと、メリットばかりで、インナーダウンを探すなら絶対にチェックしておくべきブランドといえます。
あえてデメリットをあげれば、人気すぎてシーズン半ばには人気カラーの欠品が多いことぐらい。
ちなみに、TAIONの公式オンラインストアで全商品が見れるので、購入をかんがえている方は必見です。
楽天市場公式ショップもあるので、楽天ユーザーはこちらの方がポイントも貯まってお得に購入可能。
【TAION/タイオンとは?】口コミ評価の高いインナーダウン専業ブランド
TAION(タイオン)はそのまんま「体温」から名付けられた日本のインナーダウン専業ブランドです。

低価格・高コスパなインナーダウンブランド
ブランドは2016年にインナーダウン専業として始動。
シンプルなデザインと豊富なカラー展開・インナーダウンブームで一気に人気ブランドになりました。

ネットや雑誌の広告にお金をかけず口コミで徐々に人気を広めて、日本国内で次々と取り扱い店舗を増やしていきました。
TAIONのウリは見ためだけではなく、価格と機能のバランスがすばらしい所。
TAIONは成熟した水鳥の羽毛を使用し、高級ブランドと変わらないダウン90%・フェザー10%という比率のダウンを採用している点も優れています。
この価格で650フィルパワーのダウンが手に入るなんてすごい
そしてダウンの良し悪しをはかる、もう1つのわかりやすい指標が「フィルパワー」。
フィルパワー(FP)とは、ダウンが持つ「かさ高さ」を表す数値。
同じ重量のダウンでどれだけの高さ(かさ)があるかを表していて、数値が高いほど空気をたくさん含んだ高品質なダウン、ということになります。
一般的なダウンが550FP程度といわれる中、タイオンでは650FP以上のダウンを使用。
数字で見ると、良質なダウンということがわかるね。
表地には撥水高密度ナイロン生地を使用、マットな質感でナイロン独特の光沢を抑えてあります。
また、裏地にはACコーティングという羽毛の吹き出し(羽根抜け)をできるだけ少なくする工夫もされています。

そんな高品質のインナーダウンが4,000円ちょっとで買えるというのは正直すごいとしかいいようがない、というのが個人的な感想。(価格は1番ベーシックなタイプの場合)
内ポケットも付いていて、インナーダウンの割に収納力も多いという優れものです。
【口コミ評価】好デザイン・暖かさ・価格の高評価が大半
実際にタイオンのインナーダウンを着ている人たちの口コミ評価はどんな感じか?
商品レビューなんかを見ると、シルエットに不満をもつ人がいるものの、SNSで見てみると概ね高評価でTAIONのコスパの良さが感じられます。
今日は1日ロケ!がんばるぞ!誕生日プレゼントに咲ちゃんがくれたTAIONのダウンあったけえ…ぬくぬく…🙏 pic.twitter.com/DAnPGY3in7
— GSG|倉持由香 (@yukakuramoti) November 21, 2021
今日は、寒いからtaionのインナーダウン着てニットキャップ被ってマフラー‼️
— やぎやん@GET OVER トゥアー 成功おめでとう🎉✨ (@aI7dpnCaczKmOlc) November 22, 2021
めっちゃ暑い🌞+🕶=🥵
taionのインナーダウン、最強やわ! pic.twitter.com/hbo8jPsjME
前にTAIONって所のインナーダウン買って
— ykhr (@yuki_natu0930) November 18, 2021
良かったから今年も買ったんやけどさ
薄いくせに暖かすぎる
しかも安い pic.twitter.com/dZOWyctVll
【TAION着用レビュー】定番Vネックボタンインナーダウンのサイズ感や着て感じた機能面
レビューするのはTAIONの最定番「Vネックボタン インナーダウンベスト」。

- サイズ感は細くもなく太くもない普通サイズ
- ポケットが深く、何気に便利
- 羽根抜けはほぼ皆無
【サイズ感】細くもなく太くもなく普通でインナー使いに問題ないサイズ感
インナーダウンという割には胴回りはきつすぎず普通シルエットになっています。
そのおかげでお腹周りがきつい感覚はありません。
僕は169㎝、65kgという体型でMサイズを購入。
- 胸・肩まわりは程よく余裕がある
- 下にシャツやカットソーを着て問題なし
- アウターを着ると窮屈感があるも慣れれば問題なし
ダウンの厚みや生地の質感・やわらかさは、モンベルのインナーダウンと大差がない印象です。
インナーダウンの名のとおり、インナーとして着ても着ぶくれ感はなく重宝しています。
TAIONのおかげで薄手のアウターを冬でも着れるようになり、アウターを着まわす楽しみができました。
【細かな機能面】ポケットの深さとファスナーは何気に便利
両サイドにはしっかりと深さのあるポケットが配置されています。

深さがあるうえに目立ちにくいコンシールファスナーがついているので、細かなモノを落とす心配もなく予想以上に便利。
ポケットがあるおかげでちょっとした羽織りにもつかえるので助かります。
【ダウンの羽根抜けは?】3年着てみたが気になるレベルでは抜けない
ダウンアイテムでよくある「羽根抜け」の悩み。
TAIONは裏地にACコーティングというダウンが吹き出しにくい生地を採用しています。
はじめて購入してから約3年、冬の間は通勤時にほぼ毎日このTAIONを着ていましたが、生地からダウンが抜けてくるというのはほぼ皆無でした。
ステッチの間から短めのダウンが抜けてくることは数回ありましたが、他のダウン製品に比べてもかなり少ない印象です。
ダウンの弱点である羽根抜けがこれだけ抑えられるのは、かなり優秀なんじゃないかな。
付属の収納バッグはほとんど使わない
TAIONのインナーダウン製品には、折りたたんで収納できるバッグがついてきます。

薄く折りたためるインナーダウンなので、収納して持ち歩けるようにと考えられたものなんでしょうが、正直、僕はこの収納バッグを使う機会はありませんでした。
薄く折りたたんで収納できるので、このバッグはあまり活用する人はいないんじゃないかな。
ま、これはおまけ程度に考えておくといいかもしれませんね。
【TAIONと他ブランド比較】モンベル、ユニクロ、無印と比較してみた
TAIONのインナーダウンとすでに持っていた「モンベル スペリオダウンラウンドネックベスト」を比較してみます。
また、類似品でよく比較されるユニクロや無印良品のインナーダウンも参考にしてみました。
ブランド | 商品名 | フィルパワー | カラバリ | 価格 | 商品ページ |
TAION | Vネックボタンインナーダウンベスト | 650 | 20色以上 | ¥4,290 | 詳細を見る |
ユニクロ | ウルトラライトダウンベスト | 640 | 約10色 | ¥4,990 | 詳細を見る |
無印良品 | ナイロン軽量ノーカラーダウンベスト | 750 | 5色 | ¥2,990 | 詳細を見る |
モンベル | スペリオダウンラウンドネックベスト | 800 | 5色 | ¥9,790 | 詳細を見る |
【フィルパワー・暖かさの比較】暖かいのはモンベル
実際にTAIONとモンベルを着比べると、暖かさは正直モンベルに軍配が上がります。
モンベルは着ていると胸の辺りが「ポカポカ~暑い」となってくる感覚があります。
それに比べタイオンはせいぜい「ホカホカ」止まり。
ユニクロ、無印は試着しかしたことないですが、フィルパワーの数値を見るとタイオンと大差はありません。
【各ブランドインナーダウンのフィルパワー数値】
- TAION Vネックボタン インナーダウンベスト…650フィルパワー
- ユニクロ ウルトラライトダウンベスト…640フィルパワー
- 無印良品 ナイロン軽量ノーカラーダウンベスト…750フィルパワー
- モンベル スペリオダウンラウンドネックベスト…800フィルパワー!
数字で見るとやはりモンベルが1番ですが、日常的に使用するインナーダウンとしてはTAIONの「ホカホカ」ぐらいでも十分ですね。
モンベル、無印ほどになると、屋内に入った時に汗ばむぐらいの暖かさになってきます。
【価格比較】TAIONの定価は約¥4,000、モンベルは2倍以上
インナーダウンの購入を考えている方にとって、価格は重要ですよね。
各ブランドの定番モデルの価格を比較してみます。
【各ブランドのインナーダウン定価(税込)】
- TAION Vネックボタン インナーダウンベスト…¥4,290
- ユニクロ ウルトラライトダウンベスト…¥3,990
- 無印良品 ナイロン軽量ノーカラーダウンベスト…\2,990
- モンベル スペリオダウンラウンドネックベスト…¥9,790
機能で優れるとはいえ、モンベルはタイオンの2倍以上の価格に。
これだけの価格差になると、いくら暖かいからといってモンベルにはかんたんに手は出せないですかね。
【結論】総合点ならTAION、コスパなら無印、より暖かさを求めるならモンベル
比較した4社のインナーダウンなら、価格・防寒性・カラバリのバランスを考慮するとTAIONが頭1つ抜けてます。
無印良品はかなり安く暖かさも期待できますが、カラー展開と生地感が好みの分かれるところ。
値段を気にせず、より暖かさを求めるならモンベルという選択肢が良いのではないでしょうか。
ユニクロはどっちつかずで、この中ならわざわざ選ぶ必要はないかなという印象だね。(ユニクロ関係者の方々、すいません)
比較した「モンベル スペリオダウンラウンドネックベスト」を紹介したページも参考にしてみて下さい。
【TAIONの種類】ベスト・ジャケットからメンズ・レディース・キッズまで充実
インナーダウンというだけでこんなにあるの?
というぐらい、タイオンは充実した商品ラインナップになっています。
さらに2020年からはアウター類も充実、おしゃれダウンブランドとして地位を確立しています。
「Vネック/クルーネック/ハイネック」ボタンインナーダウンベスト

1番ベーシックで汎用性の高いボタンタイプのインナーダウン。
スナップボタンで開閉を調整できて、20色以上というカラバリの豊富さが魅力。
用途に応じてVネック/クルーネック/ハイネックが展開されています。
インナーにするだけではもったいないぐらいカラーが豊富。


「Vネック/クルーネック/ハイネック」Wジップインナーダウンベスト

こちらはジップで開閉する仕様。
Wジップになっているので、開閉の調整がしやすいのは便利ですね。
ネック部分はVネックとクルーネック、ハイネックの3タイプ展開。
Wジップは着こなしの幅が広がって助かるよね。


インナーダウンジレ

これまで紹介したベストに比べて、よりネック部分が広くなった「ジレ」。
ビジネスシーンでスーツやジャケットのインナーに着用するのを想定していて、シングル/ダブルブレスト仕様があります。
素材やカラーも落ち着いた印象で、上品にインナーダウンを取り入れたい方に最適なモデルです。


インナーダウンジャケット

こちらは袖のついたジャケットタイプ。
ベスト同様、クルーネックやハイネック・Wジップやボタンなど、種類豊富によりアウター使いを意識した作りになっています。
¥5,000程度でダウンアウターが手に入るなんて、すごい時代になったもんです。
カーディガン

アウターとして使えるカーディガンタイプも登場。
もちろん、インナーでも目立ちにくいようにネック部分も工夫されています。
ベストでは物足りない方にはこちらもおすすめ。
クラシックフードダウンジャケット

これはもう完全にアウターですね。
フードのついたダウンジャケットタイプで、インナーダウンと呼ぶには少しはばかられます。
この価格でアウター使いできるダウンが手に入るのはすごすぎ!


タイオン・エクストラ

タイオンの中でもハイエンドラインとして登場したのが「タイオン エクストラ」。
- ベスト・半袖・長袖の3WAY仕様
- モバイルバッテリーで暖かくなるヒーティングシステム
気温に応じてインナーにもアウターにも使える3WAY仕様。
さらに、今や生活必需品のモバイルバッテリーとつなげることで、暖かさを3段階調整できる画期的なアイテムになります。
価格がウリのタイオンの中ではかなり高額な部類になりますが、これ1枚で秋冬シーズンに対応できる優れもの。
温度調節ができる服なんて、もうドラえもんの世界みたい…


ダウン×ボア リバーシブル

すっかり定番化したボア素材とダウン素材のリバーシブルまで登場!
- インナーダウン
- 毛足長めのボア素材
“冬の暖か2大素材”の組み合わせは最強ですね。
ベストとジャケットタイプがあるので、お好みで選んでみては。
ダウンマフラー・ダウンネックウォーマー

さすが専業ブランドだけあって、小物にもダウンを使用。
マフラー・スヌード・ネックウォーマーが展開されています。
防寒性はもちろん、見ためにも暖かい小物は重宝するね。
基本的にメンズ・レディースは同じラインナップ、キッズも充実
メンズ・レディースの展開商品は基本的に同じデザインに。
ただ、シルエットやボタンの合わせ、カラー展開が若干変わっています。
定番アイテムならキッズもほぼ同デザインのアイテム。
商品ラインナップは公式オンラインショップか楽天公式オンラインストアが1番充実しているので参考にしてみて下さい。
足元にダウンタイプの靴を持ってきて見ための暖かさを演出するのも冬コーデのテクニック!
【TAION取扱店舗】セレクトショップや有名ブランドとのコラボ商品も

これだけデザインも良くて価格も手頃なタイオン。
やはりセレクトショップや有名ブランドのバイヤーも注目しています。
2016年創業のブランドながら、ユナイテッドアローズやコーエン、シップスといった有名どころからの別注が目立ちます。
もともと商品のクオリティーがしっかりしているので、生地やボタンのカラーを変えた別注商品が多い印象。
また取り扱うショップも増えていて、地方のショッピングモールなんかでも目にすることが増えてきました。
近所のイオンのビレバンで見かけたときはびっくりしたよね。
ショッピングに悩む僕のような地方在住の人にとって、実際に商品を手に取って買えるってありがたいんですよね。
この人気が続けば、今後も取り扱い店舗はまだまだ増えていくはずです。
【まとめ】TAIONはインナーダウンを探すときに要チェックな定番ブランド
TAION(タイオン)の比較をしていると、いかにコスパに優れたインナーダウンかということが再確認できました。
僕は仕事で屋外に出ることが多いので”仕事用”として購入しました。
でも、これほど種類も豊富で使いやすいなら、普段つかいにもう1,2枚買い足してもいいかなと考えてます。
それぐらいおすすめのインナーダウンなので、お気に入りのカラー・サイズが売り切れる前にチェックしてみて下さい。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
それでは、パーネン(@hiro_pa911)でした。
パーネンです