カバーオールが気になっている方、必見!
流行に関係なく愛されるアメカジアウター・カバーオール。20代から40代、50代まで、年齢に関係なく、おしゃれなメンズにおすすめのカバーオールブランドを徹底紹介していきます。
どうも、アメカジ大好きなパーネン(@hiro_pa911)です。
アメカジの定番アウター「カバーオール」。
20代から40代、50代のおしゃれメンズを中心に支持されている、カジュアルコーデに使いやすいアイテムです。
アメリカンな雰囲気ド直球なディティール・タフな素材使いで、密かに人気が再燃しているカバーオール。
いろいろなブランドからリリースされ、好みや価格に応じて選びやすくなりました。
その中でも特におすすめしたいメンズ・カバーオールブランドを厳選して紹介していきます。
- 定番で使えるアメカジアウターが欲しい方
- 春夏にサッと羽織れる便利なアウターを探している方
- 少し流行りを取り入れた服を着てみたい方
特におすすめしたいのは、ブランドのこだわりが強いオアスロウと種類と価格が魅力のユニバーサルオーバーオール!
迷ったらこの2ブランドで間違いなし!
【カバーオールとは?】カバーオールはアメカジコーデに最適なワークジャケットの代表格
そもそも「カバーオール」とはどんなアイテムなのか?
実は僕自身、このページを書くまでカバーオールの定義をはっきりと理解していませんでした。
そこでカバーオールについて調べてみました。
カバーオールとは?
明確な定義はないが、作業着、元々は作業着として作られていた衣服、作業着を模して作られた衣服のトップス(アウター)の総称として使われる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
やっぱりはっきりした定義はないようです。
簡単にいえば、作業用に利用されていたアウターの総称。
デニムやダック地でつくられたエンジニアジャケットやレイルロードジャケットが代表的なアイテムですね。
こんな感じで胸やサイドに後付けの大きなポケットがつくのが「カバーオール」と呼ばれる代表的なアウター。
- ワークポケットが胸、ウェストに2~4個ついている
- ワーク系の生地が採用されて丈夫
- ストレートシルエットで大きめなつくり
襟やポケットの形状で多少ちがいはあるものの、着丈長めなジャケット丈のアウターを指すことが多いですね。
おしゃれなアメカジコーデに最適なワークジャケットの代表格、それがカバーオールです。
カバーオールの歴史、カバーオールとオーバーオールの違い
間違えやすい2つのちがいは以下のようになります。
- カバーオール…デニムやダック地でできたアウター
- オーバーオール…胸からパンツまでつながったいわゆる”つなぎ”
この2アイテムはある有名なワークブランドから生まれました。
そのブランドとは、19世紀後半にアメリカ・デトロイトで創業した老舗ワークブランド「カーハート」。
カーハートが発売して人気を博したのが、デニムやキャンバス地でつくられたオーバーオールでした。
上の画像のように、胸のあたりからパンツが一体型となったのがオーバーオール。
当時の労働人口の大多数を占める鉄道員から圧倒的な支持を受けたカーハートは、その後、ポケットを左右に4つ配した便利なダック地のアウターを開発。
それが「カバーオール」の元となり、現在では多くのワークブランドで取り入れられているデザインとなっています。
ジーンズ同様、ヴィンテージ扱いされているカバーオールも多数存在し、古着好きの方にも人気アイテムとなっているのがカバーオールです。
余談ですが、オーバーオールで人気を博したポケットやハンマーループのディティールを受け継いだのが「ペインターパンツ」。
ペインターパンツといえば、カバーオールと並んでメンズアメカジの定番アイテムです。
メンズおすすめカバーオールブランド5選【40代でもおしゃれに着れる】
ここからは現行品で手に入るおすすめのカバーオールブランドを紹介していきます。
メンズカバーオールおすすめブランド
- オアスロウ
- ポインターブランド
- カーハート
- プリズンブルース
- ユニバーサルオーバーオール
流行に左右されない、定番ブランドばかりを集めてみました。
基本的にはメンズ向けのアイテムとなりますが、小さめサイズならレディースの方もオーバーサイズ気味で対応できるはず。
少しトレンドアイテムの向きもある昨今ですが、これらのブランドなら40代、50代の大人もおしゃれに着ることができます。
僕自身、40歳を超えてからカバーオール愛が再燃して着まくってます。
or slow/オアスロウ
「MADE IN JAPAN」のデニムで雰囲気のあるレプリカモデルをつくる「or slow/オアスロウ」。
定番展開されているカバーオールは注目アイテムの1つです。
数パターンあるカバーオールの中でも特に人気なのが、画像にある「1950カバーオール」。
モデル名の数字どおり、1950年頃に主流だったカバーオールのデザインを再現しています。
デニムはオアスロウ独自の9オンスデニムで、季節を問わず羽織りやすい素材。
オアスロウはパンツ類でもカバーオール同様のこだわりあるアイテムが多く展開されています。
普段使いしやすいパンツばかりなので、こちらも参考に。
ユニバーサルオーバーオール
カーハートやポインター同様、アメリカ創業のワークウェアブランド「ユニバーサルオーバーオール」。
オレンジ色のタグがひと際目を引くワークウェアが魅力です。
アメリカブランドの企画・製造を手掛ける「ドリームワークス㈱」がユニバーサルオーバーオールのライセンスを取得し販売を始めたのが2017年。
お手頃な価格設定もあり、数年で売上は急拡大。
一気に人気ブランドの仲間入りを果たしたユニバーサルオーバーオールは要注目です。
多くのショップで見かけるようになったユニバーサルオーバーオールはビームスなどの有力セレクトショップの別注も多く手がけています。
POINTER/ポインター(K.C.KING)
猟犬競技の名手であるK.C.KING氏がアメリカ・テネシー州にて創業したワークウェアブランド「POINTER/ポインター」。
創業から100年以上経つ今も、無骨なワークウェアを作りつづけるブランドです。
猟犬”ポインター”が描かれたタグが象徴的で、ブランドのアイコンとなっています。
100年以上アメリカ国内での生産をつづけていて、ワークウェアらしい作りや荒々しいステッチなど、さすが「MADE IN USA」と思わせるモノづくりをしています。
デニム以外にも素材のバリエーションが多いのもポインターの魅力。
比較的、価格がお安めなのもありがたいところですね。
CARHARTT/カーハート
先ほどの”カバーオールの歴史”の部分でも登場したカーハート。
やはりカバーオールを語るのに、このブランドは外せないでしょう。
カバーオールの元祖ともいえるダック地のカバーオールはカーハートの得意とするところ。
元はアメリカのブランドですが、今ではアジア生産が主流になっているのがもったいないと感じる部分。
ただ、確かなつくり・無骨なデザインはさすが元祖カーハート。
ヴィンテージ品など古着屋で状態の良い「MADE IN USA」モノのカーハートを探すのもおもしろいかも。
PRISON BLUES/プリズンブルース
「MADE IN USA」、そして価格面でぜひおすすめしたいのが「PRISON BLUES/プリズンブルース」というブランド。
知名度は低いものの、アメカジ好きな方から一目置かれているブランドです。
ブランド名の「プリズン」は日本語で”収容所”。
そう、プリズンブルースの製品はアメリカの収容所で囚人によってつくられているんです。
だからといって品質面で劣ることはなく、むしろアメリカらしい無骨なシルエットとステッチが魅力のカバーオールとなっています。
1万円をきる価格もなにより嬉しいポイント。
カバーオールと合わせて「MADE IN USA」なスウェットやTシャツと合わせて思いっきりアメカジに合わせるのも王道。
【カバーオールの代表的な生地】デニム、ダック、ヒッコリーは外せない
カバーオールで使われる素材は基本的にタフな素材が大半。
ワーク出自のウェアなので、そこは当たり前ですよね。
カバーオールに使用される代表的な生地を紹介していきます。
- デニム
- ダック地
- ヒッコリーストライプ
- ホワイトデニム、ホワイトツイル
デニム
ワークウェアに使用される素材の代表格・デニム。
もちろんカバーオールでもデニムで作られている製品が数多く存在します。
使い込んだときの色落ちや擦れ、シワなどガンガン着こんで経年変化を楽しみたい素材ですね。
ダック地
先ほども紹介したカーハートのカバーオールにもよく使われているダック地。
カバーオールではもっとも定番の素材といえるかもしれません。
最初のうちは固いですが、着こむほどに体になじんできて、デニム同様色落ちや経年変化が楽しめる素材。
袖や襟が擦り切れてきても「アジ」として楽しめるのはダック地の特徴ですね。
ヒッコリーストライプ
これまたワークウェアの定番素材「ヒッコリー」。
ストライプ地がデザインのアクセントにもなるアメカジ独自の素材です。
タフで頑丈な素材、着こむことでストライプ部分の色落ちも楽しめる素材で、人とはちがうカバーオールを探すならヒッコリーストライプを探すのが良いでしょう。
僕はヒッコリーストライプのペインターパンツを愛用していますが、アメカジスタイルに遊びを加えてくれる存在として重宝しています。
ホワイトデニム・ホワイトツイル
意外なところでホワイトカラーの生地も多くのブランドから展開されています。
ホワイトデニムやホワイトツイルが採用されていることが多いですね。
コーデに白色の分量を増やすだけで、清潔感のあるワークスタイルが仕上がります。
ワークウェアだけに汚れることが前提で、汚れてもサマになるのがホワイト生地でできたカバーオールのポイント。
足元にも白スニーカーを取り入れてみると、また違う雰囲気のコーデができるので取り入れてみるのもアリですね。
【ダサくならないカバーオールメンズコーデ例】パーカーやTシャツとの合わせは鉄板
特にここ数年はカジュアルスタイルの勢力が強く、カバーオールの人気も高まっています。
中に着るアイテムによって、季節を問わず長い期間着ることができるのはカバーオールの魅力。
InstagramやWEARなどでコーデを見ても、いろいろなスタイルに合わせているのを多く見かけます。
春・秋はシンプルなTシャツと合わせておしゃれに
シンプルに白Tを合わせるのは間違いないスタイル。
Tシャツ、ロンT、シャツ、いろいろなアイテムがすんなり合わせられるのもカバーオールの魅力。
白パンツとの合わせも
カジュアル色の強いアイテムだけに、デニムカバーオールはさわやかな印象のホワイトパンツと合わせるとバランスが取れますね。
「デニム+白」はやっぱり最強。
秋~冬はスウェットパーカで寒さもしのげる
インナーにスウェットパーカを合わせるのはカバーオールの王道コーデですね。
思いっきりアメカジに振るなら「カバーオール+スウェットパーカ」は外せません。
あと、太めのミリタリーパンツとの合わせも外せないですね。
【おすすめメンズカバーオールブランド5選】まとめ
季節・流行を気にすることなく着ることができるカバーオール。
1枚持っていると長い期間着用できて意外と便利なアイテムなんです。
今回紹介したブランド以外にも多くのアメカジブランドから出ているので、自分のお気に入りの1枚をぜひ見つけてみてください。
最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。
それでは、パーネン(@hiro_pa911)でした。