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このページではタナカユニバーサル・ジャーマントレーナーのサイズ感やお手入れ方法・種類を徹底解説しています。
ジャーマントレーナーが気になっているんだけど、どこがおすすめかな?調べていると「タナカユニバーサル」の名前をよく見るんだけど、サイズ感や実際に履いた感じはどうなんだろう?
こんな方に向けて、タナカユニバーサル・ジャーマントレーナー1183の着用レビューを紹介していきます。
おしゃれスニーカーとしてすっかり定着したジャーマントレーナー。
その中でも必ず名前があがるのが『タナカユニバーサル1183』です。
このページではタナカユニバーサル・ジャーマントレーナー1183の着用レビューや取扱店舗などを詳しく解説していきます。
ジャーマントレーナー・タナカユニバーサル1183
ジャーマントレーナーを探すなら、タナカユニバーサル1183は絶対に外せない名作シューズ。
こだわりを持って選ぶなら、絶対に選択肢に入れるべき1足!
【ジャーマントレーナーの元祖・タナカユニバーサル1183BLACK】サイズ感や履き心地をレビュー
タナカユニバーサル1183はジャーマントレーナーの元祖と呼べる存在。
そのタナカユニバーサル1183の特徴やレビューを解説していきます。
タナカユニバーサル1183の歴史と特徴
ジャーマントレーナーは、1994年までドイツ軍に支給されていました。
その軍支給品を生産していたのがスロバキアの靴工場です。
ジャーマントレーナーの完成度に惚れていた日本の靴会社タナカユニバーサルは、その工場をそっくりそのまま買取り、継続して生産を開始しました。
- 支給用に生産していたスロバキアの工場を買取り
- 使用されていた機械・器具、型紙などをそのまま使用
- 実際に支給されていたものと同じ、正にオリジナルと呼べる存在
現在では多くのブランドでジャーマントレーナーをデザインソースとしたレプリカが販売されていますが、ドイツ軍由来の”オリジナル”といえるのは『タナカユニバーサル1183』のみといえるでしょう。
同じくジャーマントレーナーで有名なリプロダクションオブファウンドは、タナカユニバーサル出身の方が同じ工場で生産されている、というのは靴好きの豆知識。
サイズ表記はEU表記なので少しわかりにくい
ドイツ軍で採用されていたこともあり、タナカユニバーサル1183のサイズ表記はEU表記になります。
日本人にはあまり馴染みがないEU表記なので、サイズ選びは注意が必要です。
タナカユニバーサル1183はメンズ・レディース共通でサイズ展開されています。
レディースサイズの36から、メンズサイズの45まで、㎝表記でいえば23㎝~29㎝ぐらいまでのサイズ展開になっています。
細身で小さめなサイズ感、ちょうどサイズか大きめを選ぶのがコツ
ミリタリーアイテムといえばゴツい印象がありますが、タナカユニバーサル1183は少し細身。
サイズ合わせをする際には、足幅がきつくないか注意したいところです。
- 足の実寸…26.5㎝
- VANSやアディダスは27.5㎝が多い
- 革靴は26.5㎝程度を選ぶことが多い
こんなサイズ感の僕が選んだのは42(26.5~27㎝)。
EU表記の革靴は42がちょうどいいサイズ感なので、こんなもんかなと選びました。
- つま先は1㎝程度の捨て寸が充分とれている
- 足幅はぴったりフィットする感覚
まだ履き始めということもあり、まだまだこれから馴染んでくると感じますが、足幅の1番広い部分がぴったりといったサイズ感。
1サイズ上の「43」とも迷いましたが、履きこむことでもう少しゆるくなってくることも考慮して、ちょうどいいサイズだと感じています。
- 薄手ソックスで「42」でぴったり
- 厚手ソックスで履くなら「43」でないときつい
サイズ選びの目安としてはVANSやアディダスなど、他のメジャーブランドと同程度のサイズを選ぶといいでしょう。
内張りは起毛ファブリック素材
ライナー(内張り)はグレーカラーの起毛素材。
正直、ありきたりな素材でチープ感が漂います。
潔ささえ感じて、さすがリアル軍モノといえる仕様です。
かかと周りはクッションが思った以上にしっかり入っているので、フィッティングは期待以上。
リプロダクションオブファウンドやマルジェラは内張りがレザーなので、この点は値段の差が出ている部分かな。
アッパーレザーはツヤのある合皮のようなチープさが特徴
アッパー素材はリアルレザー(牛革)とスエード素材のコンビになっています。
この仕様は軍支給されていた当時から変わらず、ジャーマントレーナーの1番の特徴といえるでしょう。
- シボ感のある本革(牛革)
- 厚みがしっかりしたスエード
顔料で着色されて光沢があるレザーは少しチープ感もありますが、これからの経年変化が楽しみ。
ロゴや飾りなどもなく、シンプルに素材の切り返しだけのデザイン。
引き算されたこのデザインこそ、ジャーマントレーナーの真骨頂といえるでしょう。
グリップ力抜群!ヴァルカナイズド製法のアウトソール
ジャーマントレーナーといえば、このガムソールでしょう。
しっかりとグリップが効いて滑りにくいアウトソールです。
安価に大量生産できるヴァルカナイズド製法で作られているのが特徴。
軍モノとして低価格×機能的なのは最高の組み合わせです。
履き心地は少し固めで正直、微妙…
そのガムソールですが、正直、履き心地は決していいものではありません。
クッションとなるミッドソール部分は薄く、長時間履いていても快適、といえるような代物ではありません。
数十年前に使用されていたモデルから大きくアップデートされていないので仕方ない部分ではあります。
まあ、この1183は見た目で選ぶモデルであって、履きやすさを求めるものではないよね。
タナカユニバーサル1183黒はシンプルでコーデに使いやすい1足
履き心地でいえば、ナイキやニューバランスの方が優れたモデルは多数ありますが、シンプルさがなによりの魅力といえるジャーマントレーナー。
どんな恰好でも合わせやすい、コーデを選ばない万能スニーカーです。
今はトレンドアイテムとして扱われていますが、何年経っても履いていられるタナカユニバーサル1183は、数あるジャーマントレーナーの中でも最有力候補といえるでしょう。
タナカユニバーサル・ジャーマントレーナーの種類
タナカユニバーサルでは、ジャーマントレーナーとして3モデルを発表しています。
- 1183
- 3183
- 1187
誰もが知る1183はもちろん、マラソンソールを採用した3183も名作と呼べるでしょう。
1183白/黒
上のレビューでも紹介している、ジャーマントレーナーの元祖といえるのが1183。
白レザーとグレーカラーのスエードはジャーマントレーナーの真骨頂といえます。
ツヤのある黒いシボ革とマットな黒スエードが魅力の一足です。
ジャーマントレーナーといえば白を思い浮かべる方も多いですが、僕は何気に黒の方が好みです。
ジャーマントレーナー人気の高まりから廉価版ジャーマンも多く見かけますが、特にスエード部分の仕上がりを比較すると差は歴然。
見ためだけを模範する廉価版とは、全く次元のちがうジャーマントレーナーといえるでしょう。
3183白/黒
3183の1番の特徴は使用されているソールです。
『マラソンソール』と呼ばれるアウトソールと、1183にはないEVAミッドソールを採用。
厚みのあるミッドソールがあるおかげで、1183と比較してはるかに履き心地が向上しています。
細身シルエットのアッパーとも相まってスポーツ感が増すので、好みの分かれるモデルといえるでしょう。
もともと扱っているショップも少ないので、サイズが揃っていないことも多くあります。
1187白/黒
定番モデル1183のハイカットモデルが1187。
アッパーデザインはそのままに、履き口部分だけが上まで伸びて足首をしっかり覆う形となっています。
3183以上に取扱店舗が少なく、見つけることも難しいモデルといえるでしょう。
3183、1187の2モデルは公式サイトでも在庫がなく、手に入るのはZOZOTOWNぐらい、という希少なモデルです。
タナカユニバーサル以外のジャーマントレーナーおすすめブランドも紹介しています。
ジャーマントレーナー・タナカユニバーサル1183の取扱店舗
実際、タナカユニバーサルのジャーマントレーナーを買うならどこがいいかな?あと、実物が見れたらいいんだけど…
ジャーマントレーナーを探すなら、何といってもAmazon、楽天などのECモールがいいでしょう。
基本はAmazon、楽天がおすすめ
タナカユニバーサルのジャーマントレーナーを探すなら、何といってもAmazon、楽天などの通販がいいでしょう。
価格比較やマイサイズを探すという意味で、やはりこれらのECモールがおすすめです。
でも通販って試着もできないからやっぱり不安なんだよね。
このあたりの通販サイトの課題も、最近はかなり改善されてきています。
- Amazon・Prime会員なら1週間お試し可能、返送無料
- 楽天も1回なら返送無料のショップが多い
特に地方に住む僕らのような人間には、お試しができればもう怖いものなしです。
事前に実物を確認したいなら実店舗へ
そうはいってもやっぱり実物を試してみたいし、店員の話も聞いてみたいよね。
こういう方は近隣のショップで取扱いがある所を探すしかないでしょう。
以下のようなショップがタナカユニバーサルの取扱い店舗となっています。
- 東京 ROL
- 東京 スプートニクス
- 群馬 ミスチーフ
- 京都 MORE
- 神戸 GMMストア
- 鳥取・島根 BINGOYA
ただ、これらのショップでもサイズ欠けになっていることが多く、やはりAmazon、楽天などで探すのが賢明かもしれません。
【ジャーマントレーナーのお手入れ】コツはこまめなブラッシング
さんざん悩んだ末にジャーマントレーナーを手に入れたからには、なるべく長くきれいに履きつづけたいと思うのが人の常。
本格レプリカであるタナカユニバーサル1183なら、しっかりとお手入れをすることでレザーの皺やツヤなどエイジングを楽しめるのではと期待しています。
- こまめなブラッシング
- 防水スプレーで保護
- たまにスニーカー用クリーナーできれいに
レザースニーカーのお手入れとして基本中の基本といえる、これらのお手入れを続けてどのように経年変化していくのか、楽しんでいきたいところです。
【ジャーマントレーナーと一緒にそろえたいお手入れ用品】
レザーとスエードのコンビ使用
これまで紹介してきたように、ジャーマントレーナーはレザーとスエード素材のコンビとなっているのが基本。
タナカユニバーサル1183のアッパーも同様で、シボ革レザーとスエードのコンビが特徴といえます。
特にしっかりと起毛したスエードはホコリが溜りやすい部分です。
基本はこまめなブラッシング
だからといって、手の込んだお手入れまでする必要はないでしょう。
- いたら馬毛ブラシ(または豚毛ブラシ)で全体をブラッシング
- たまにスエードブラシでスエード部分のホコリを掃き出す
普段のお手入れはブラッシングを心がける程度で充分。
細かい部分のホコリも掃ってあげましょう。
できれば履くたびにブラッシングしてあげることで、レザーのツヤも出やすくなって雰囲気があるジャーマントレーナーに仕上がっていくでしょう。
スエード部分は擦れて汚れがつくこともあるので、その際はスエードブラシでしっかりめにこすってあげれば汚れも目立たなくなります。
特に白のジャーマントレーナーを購入した場合は、真鍮タイプのスエードブラシは必須といえるでしょう。
防水スプレーでアッパー素材を保護
防水スプレーは雨を弾くだけではなく、汚れ予防にもなります。
2週間~1か月に1回程度、スプレーしてあげるだけでいいでしょう。
表面に薄い膜ができるので、アッパー素材の保護としても効果があります。
汚れがひどい場合はスニーカー用クリーナーできれいに
もし、汚れがひどく、スエードブラシでも落ちない場合はクリーナーの出番。
レザーとスエードのコンビでも、スニーカー専用クリーナーであれば大抵のものは問題ないでしょう。
特におすすめなのはジェイソンマークとSHOESHAME。
どちらも革に優しく色落ちもしにくいので、コンビ素材になっているジャーマントレーナーに最適なクリーナーといえます。
クリーナー単体でも購入できますが、クリーニング用ブラシとのセットも販売されているのでそちらが手軽でおすすめ。
クリーナーできれいにした後は、ブラッシングでスエードの毛並みをそろえて、防水スプレーでフィニッシュ。
【タナカユニバーサル1183】ジャーマントレーナーを語るなら知っておきたい名作
おすすめのジャーマントレーナー『タナカユニバーサル1183』を紹介してきました。
ジャーマントレーナー・タナカユニバーサル1183
- タナカユニバーサル1183のサイズ感や履き心地レビュー
- タナカユニバーサル・ジャーマントレーナーの種類
- タナカユニバーサル1183の取扱店舗
- ジャーマントレーナーのお手入れ方法
何度もいいますが、ジャーマントレーナーといえば、このタナカユニバーサル1183はオリジナルとして外せない存在です。
いい意味で無駄に飾っていない、シンプルな存在といえる1足なので、ジャーマントレーナーを探すときにはぜひ候補の1つに入れてあげてください。
最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。
それでは、パーネン(@hiro_pa911)でした。
パーネンです