本格的な革靴が欲しくてパラブーツが気になってるんだよねー。どのモデルも人気が高いけど、実際どれがおすすめなんだろう?できれば長く使える定番モデルがいいんだよねー。
こんな方に向けて、パラブーツの定番人気・おすすめモデルをわかりやすく紹介していきます。
ここ数年、革靴業界の中で確固たる地位を築きつつある「PARABOOT(パラブーツ)」。
カジュアルにもビジネスにも対応できる懐の深さと、デザインと品質のバランスが素晴らしいところが人気の秘密です。
今回はそんな人気靴ブランド「パラブーツ」の人気&おすすめモデルをまとめてみました。
パラブーツの特徴やおすすめのお手入れ用品も紹介していきます。
- パラブーツの靴に興味がある方
- パラブーツのモデル選びで悩んでいる方
- 一生モノの革靴を探している方
【パラブーツの特徴】「雨の日でも履ける」革靴
パラブーツは創業以来、自国フランスで製造を続ける世界でも屈指の人気を誇る革靴・ブーツブランドです。
「パラブーツの特徴を1つあげなさい」と言われれば、真っ先に浮かぶのは「雨の日でも履ける革靴」ということでしょう。
その特徴をひも解いていくいきます。
雨にも強いブランド独自の革「リスレザー」
パラブーツが独自に開発したのが「リスレザー」。
非常に多くの油分を含んでいて、ちょっとした雨や水滴では問題ない、撥水性の高いレザーです。
原料となる高品質なカーフレザー(仔牛の皮)にこれでもか‼というほど油を染みこませて作られます。
それは「ブルーム」と呼ばれる白い粉上の油分が染みでてくるほど。(ブラシで磨けば問題ありません)
もちろん、撥水性だけではなく、履きこんだ時の艶やエイジングも魅力的なレザーです。
世界で唯一の自社製造「ラバーソール」
世界に革靴を作るブランドは数あれど、ソールまで自社で製造しているのはパラブーツだけです。
ブランド名にも、ラバーソールへのこだわりが見られます。
創業者のレミー・リシャール・ポンペールが、ブラジルの「パラ港」から輸入した天然ゴム。
その天然ゴムを原料として作られたラバーソールを使用したブーツ。
それが「PARABOOT(パラブーツ)」の由来です。
クッション性と耐久性を兼ね備えた自社製造のラバーソールは、数年履いたぐらいではまったく問題ないほどすり減りません。
ラバーソールなので、もちろん雨の日に履いても大丈夫。
相当ムチャな履き方をして靴底がすり減ったとしてもソールの張り替えにも対応してくれるので、まさに「一生モノ」と呼べる1足です。
登山靴にも用いられる製法「ノルヴェイジャン製法」
見ためでも、いかにも頑丈で強そうな印象を受けるんじゃないでしょうか。
雨でも履ける秘密はもう1つ、それは過酷な状況で履かれる登山靴に用いられる製法を採用しているところ。
その名も「ノルヴェイジャンウェルト製法」。
アッパーとソールのつなぎ目に皮テープ(ウェルト)をかぶせ、アッパー・ソールとそれぞれ縫い合わせる製法です。
非常に強固な作りで、縫い目からの雨の侵入を防いでもくれます。
見ためにも豪華な印象を与えてくれるので、履くだけで独特な雰囲気を醸しだしてくれますね。
パラブーツでは、この他にも「グッドイヤーウェルト製法」を採用している靴があります。
どちらにしろ水に強い製法なので、雨の多い日本でパラブーツの人気が高まったのも納得できますね。
【パラブーツのおすすめ人気モデル7選】
ここからはパラブーツの人気&おすすめモデルを紹介していきます。
どのモデルも多くのファンをもつ、1足あれば長年楽しめる、靴好きにはたまらないモデルばかり。
「パラブーツ・シャンボード」
独特のフォルムと高級感で人気を博す「パラブーツ・シャンボード」。
ここ日本では1番人気といっても過言ではないでしょう。
ビジネススタイルでもカジュアルにも使える汎用性の高さから、ここ数年、ショップでも頻繁にサイズ欠けを起こしているモデルです。
「パラブーツ・ミカエル」
アルプスのチロル地方で履かれる高原や山を歩くために作られたチロリアンシューズ。
その靴をモチーフに作られたのが「パラブーツ・ミカエル」です。
アウトドアブーツの要素もありながら、カッチリとした印象をもつ1足。
ヨーロッパ、特に本国フランスでは長らく人気No.1の人気モデルになっています。
パラブーツの定番「毛皮シリーズ」でも知られるモデルですね。
「パラブーツ・ウィリアム」
今では他ブランドでも多く見られるようになったダブルモンクストラップの革靴。
その元祖がこの「パラブーツ・ウィリアム」です。
ウィリアムは元々、あの高級革靴ブランド「ジョン・ロブ」がパラブーツにOEM生産を依頼したことから生まれました。
いつしか廃番となってしまったウィリアムを、近年パラブーツが自社の商品として復刻させることになったのです。
独特の見ためで、履くだけで洒落た雰囲気が出せる革靴好きにはたまらない1足ですね。
「パラブーツ・ランス」
日本でローファーといえば高校生の制服履きという印象が強いですね。
ただ「パラブーツ・ランス」を見れば、ローファーの印象も変わるんじゃないでしょうか。
ボリュームのあるアッパーとノルヴェイジャン製法のおかげで、最高にカッコいい1足に仕上がっています。
これだけ存在感のあるローファーは、他ブランドを探しても見つからないでしょう。
「パラブーツ・アヴィニョン」
先に紹介したシャンボードと同じくUチップなのがこの「パラブーツ・アヴィニョン」。
シャンボードに比べ、つま先から全体的に細身で、よりスマートでビジネスシューズ寄りな印象です。
甲部分もシャンボードと比べると低くなっているので、シャンボードだと少し甲部分があまるという方には、こちらのアヴィニョンがいいでしょう。
本国フランスではシャンボードよりも人気の高いモデルとなっています。
「パラブーツ・バース」
夏に履きたい革靴といえばデッキシューズ。
デッキシューズの中でも支持を集めているのが「パラブーツ・バース」です。
フランス海軍にも採用されているほど、頑丈で水にも強いバース。
デッキシューズといえばカジュアルな印象ですが、あまり格好にうるさくない業界ならビジネス用としても履けますよ。
「パラブーツ・アヴォリアーズ」
これまで紹介してきた中で異色の存在なのが「パラブーツ・アヴォリアーズ」。
ブランドの真骨頂といえる登山用ブーツの技術を応用して作られているアウトドアブーツです。
堅牢な作りと見ために反して、柔らかさと履きやすさも兼ね備えた、普段履きとしても使える1足。
冬場の足元に少しボリューム感を出したいときには是非試してみて欲しいブーツですね。
素材やカラーのバリエーションも豊富に展開されています。
流行りに関係なく履き続けることのできる希少なブーツです。
【パラブーツのお手入れ方法】靴の購入と同時にそろえておきたいおすすめクリーム・グッズ
せっかく手に入れたパラブーツの靴をきれいに長く履くにはお手入れが必要です。
僕はパラブーツ純正のクリームで定期的に磨いていますが、もちろん各メーカーから発売されているクリームを使って問題ありません。
パラブーツのレザーはさすがお洒落の国フランスらしく、独特の色合いが多いです。
自分好みに育てていくにも、いろいろなカラーのクリームを試してもらうといいでしょう。
そんな方にも是非おすすめしたいお手入れ用品があります。
「パラブーツ 純正ポリッシュグローブ」
ブランドから販売されているお手入れ用グローブで、中に手を入れて磨けるので簡単に使えます。
使い方は、色の濃い毛足の短い面でホコリを落とし、ブランドタグの付いた面で仕上げ磨きをするだけ。
毛からでる油分でレザーの艶がでるので、日々のお手入れはこれだけでも十分。
あとは、休日など時間のとれる時にクリームを使ってしっかりと磨いてあげればお手入れはカンペキですね。
【パラブーツのサイズ選び】モデルによって変わるサイズ表記に注意
ここまでパラブーツの人気モデルを紹介してきましたが、1つ注意点を。
それはサイズ選びについて。
パラブーツは独特なデザインが用いられていることが多く、使用されている木型もモデルによって違ってきます。
一概に「パラブーツ」と言っても、同じサイズでも履き心地が大きく変わってしまいます。
やはり可能な限り、購入前には試し履きをしてみて下さい。
このような方でも、Amazonや楽天市場なら交換・返品対応してくれる店舗もあるので、しっかりと確認してみて下さいね。
同じパラブーツの中でもモデルによってサイズ表記が違うので、こちらの記事も参考にしてみて下さい。
「パラブーツ・人気&おすすめモデル7選。靴箱に1足は欲しい本物の数々」のまとめ
パラブーツの人気&おすすめモデルを紹介してきました。
冒頭でも書きましたが、ここ数年で本当にパラブーツの人気は上がってきました。
特にここで挙げた人気モデルは欠品していることも多いので、自分にピッタリの1足があれば是非検討してみて下さいね。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
それでは、パーネンでした。(@hiro_pa911)
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