春夏シーズンにおしゃれに履けるショートパンツを探してるんだよねー。グラミチのショートパンツが気になってるんだけど、たくさん種類があって迷ってるんだよね…
こんなお悩みの方に向けて、春夏に大活躍するショートパンツの代表的ブランド「GRAMICCI/グラミチ」について紹介していきます。
春夏の代名詞ともいえるショートパンツ(ショーツ)。
ショートパンツの王道ともいえるのがGRAMICCI/グラミチです。
近年はシルエット、素材の種類も豊富に展開されていて、すっかりおしゃれなブランドイメージを確立しました。
今回はそんなグラミチ・ショートパンツの特徴と種類、素材を紹介していきます。
グラミチのショートパンツは特に黒やネイビーといったベーシックカラーが人気で、夏場になるとサイズが欠けていることが多いので、気になる方は早めに手に入れておきましょう。
グラミチのショートパンツ同様、夏の定番ショーツとして人気の「パタゴニア バギーズショーツ」も早めにサイズ欠けするので要注意です。
【グラミチ ショートパンツの特徴】お手頃価格が魅力のクライミングパンツ発祥ショーツ
GRAMICCI/グラミチは、1970年代にロッククライマーとして名をはせたマイク・グラハムが小さなガレージで始めたブランド。
ロッククライミングで培った経験をもとに、当時ほかにはなかった機能やデザインをクライミングパンツに盛り込みました。
独自のデザイン・ディティールは今もクライミングパンツに欠かせない、完成されたものでした。
タフな素材やシンプルでどんな格好にも合わせやすいデザインで、今では本来のクライミング以外にファッションブランドとしても知られています。
おしゃれにも着ることができるグラミチ製品、その特徴を見ていきましょう。
片手で簡単に調節できるウェビングベルト
グラミチの最大の特徴といえるのが、ウェスト部分に配されたウェビングベルト。
一体型になったバックル部分とベルトを調整するだけで、片手でもかんたんにサイズ調整ができます。
また、ウェストにゴムが入っているので、ベルトでサイズ調整しなくてもジャージのようにサッと履くことが可能。
慣れたらかんたんに緩めることができるので、あせってトイレに行くときなんかも安心!
180°開脚可能なガゼットクロッチ
もともとクライミングパンツとして作られているので、動きやすさは重要な要素。
大きく足を開いて岩を登れるように、股下に1枚生地を追加して、180°足が開く仕様に。
これが実際に履いてみると快適そのもので、普段使いでも重宝します。
特に僕のような育児世代の方は子どもと一緒に遊ぶことも多いので、股が大きく開く動きやすいパンツはありがたいです。
豊富なカラバリとお手頃価格
機能的で価格も手頃、これがグラミチの強みです。
最も定番の「グラミチショーツ」の定価が¥7,000程度。
素材やシルエット、機能が変わったモデルでも¥10,0000以下の価格設定になっています。
毎シーズン、定番のコットンツイルはカラバリを変えながら、柄や素材のバリエーションも豊富に展開。
僕のような収集癖のある服好きな人は、ついつい買い足すのが楽しくなるアイテムばかりです。
値段設定が優しいから、購入までのハードルが低いのがデメリットだね。
シンプルでいろいろなコーデに使える万能さ
機能もさることながら、グラミチのすばらしい点はそのシンプルデザインです。
ブランド当初からほとんど変わらないシンプルさで、色々なコーデにも合わせやすいのが特徴。
定番のコットンツイル素材は製品洗いをかけているので、買ったすぐからこなれた雰囲気を味わえます。
シルエットやディティールも常に見直しされていて、細身シルエットやバギーパンツ・リブパンツなど、トレンド要素を組み合わせたアイテムも多く展開しています。
「おしゃれに使えるパンツブランド」として広く知られるようになりました。
無地T、プリントT、ボーダーカットソー、シャツなど、どんなトップスともコーデできる万能パンツ、それがグラミチ。
グラミチショーツとのコーデに活躍する定番アイテムも詳しく解説しています。
【グラミチ ショートパンツの種類、おすすめモデル】定番ショーツから水陸両用モデル、別注モデルまで
グラミチは数多くのパンツを展開しています。
その代表的なアイテムが「グラミチパンツ(ロングパンツ)」と「グラミチショーツ」。
その中でも春夏シーズンに大活躍、ショートパンツの代名詞ともいえる「グラミチショーツ」について、詳しくご紹介。
種類も豊富で、ショップ別注も数多く生産されています。
グラミチパンツ(ロングパンツ)の紹介は、また別の機会に。
定番にして王道「グラミチショーツ」(G-ショーツ、ショートパンツ、ハーフパンツ)
きっと誰もが目にしたことがあるショートパンツ、定番中の定番「グラミチショーツ」。
全てのグラミチのショートパンツはこのモデルを基に作られています。
ウェビングベルト、ガゼットクロッチはもちろん、両サイドのポケット・バックポケットで収納性もばっちり。
シルエットはゆったりとしていて、クライミングパンツの要素が強いです。
素材やカラーバリエーションが豊富なのも魅力。
僕の春夏シーズンの下半身はこればっかり。
すっきりした細身シルエットで人気急上昇「NNショーツ」
ここ数年、グラミチショーツを追い抜く勢いで人気が高まっている「NNショーツ」。
「NN」はNew Narrowの頭文字からとっています。
名前の通り、新たに細身にシルエットが見直されたショートパンツです。
グラミチショーツのゆとりあるシルエットではなく、キレイめコーデにも使いやすい細身シルエットで人気が高まっている新定番アイテム。
僕はまだ1枚も持っていないけど、今度比較するために購入してみようと考えてます。
グラミチショーツとNNの中間「STショーツ」
前の2つ、グラミチショーツとNNショーツのちょうど中間のシルエットとして開発された「STショーツ」。
グラミチショーツでは太すぎるけど、NNショーツほど細身なのもなあ…
という方向けに考えられたショートパンツ。
2018年に初めて発売されて継続されているアイテムで、それだけの支持があるということなのでしょう。
まだバリエーションが少なめなのが残念なポイントですね。
グラミチGショーツ、NNショーツ、STショーツの比較をしてみたいなー。
大きなポケットが特徴の水陸両用モデル「シェルギアショーツ」
サイドのポケットが深く大きくなった「ギアショーツ」。
ポケットの中身が落ちにくくなり、手ぶらで外出できるようになった機能的なショートパンツです。
さらにポケットには、カラビナやキーチェーンが付けられるパーツが付属され、アクティブシーンでの着用も考えられています。
大きめなシルエットで丈も長めに設定されていて、水陸両用モデルとして活躍してくれるモデルです。
昨今のキャンプ人気も手伝ってか、注目されているモデルでもあります。
クラシックな短め丈とワイドシルエットが特徴「ジャムショーツ」
定番のGショーツとともにブランド初期に展開されていたジャムショーツ。
グラミチのショートパンツの中でも最もワイドでクラシックな出で立ちです。
90年代~00年代のグラミチにあったような野暮ったいシルエットが特徴で、古着で見かけるMADE IN USAモデルにも似た雰囲気が感じられるモデル。
リップストップ素材を採用し、クラシックアウトドアなコーデに最適な一枚です。
短めで太めシルエットが好みの分かれるところだけど、僕はこの感じが大好きですね。
【グラミチ ショートパンツの素材】コットンツイルからスウェット、コーデュロイ、ナイロンまで素材も豊富
グラミチのショートパンツは素材使いにも定評があります。
カラーや柄のバリエーションが豊富で、ファッションとして履くにも最適。
アウトドアブランドということもあり、丈夫で機能的な素材が多くそろっています。
人気が高く、定番使用される代表的な素材を見ていきましょう。
定番の「コットンツイル」と履きまわしの効く「デニム」
定番アイテムで使用されているのが「コットンツイル素材」。
綿100%の生地に洗いがかけられ、パッカリングが特徴的な丈夫な素材です。
カラー展開が最も多いので、色で選びたい方におすすめ。
そして、ここ数年人気が高いのが「デニム素材」。
ウォッシュ加工されたデニムを採用していて、加工の度合いによって濃い色からアイスデニムのようなカラーまでそろっています。
ジーンズに履きやすさをプラスしたグラミチデニムは常に人気のアイテムとなっています。
楽な履き心地の「スウェット」と「COOLMAX KNIT」
シルエットと機能で履きやすさを求めたグラミチ。
そんなブランドにぴったりなのが、取り扱いが楽な素材です。
「スウェット素材」とジャージ素材のような「COOLMAX KNIT」ならグラミチのショートパンツとも相性ばつぐん。
特にCOOLMAXは、夏場に快適な速乾性、通気性をもった素材で、重宝すること間違いなしですね。
機能性素材「ウェザー」と「シェル」
暖かい時期に履くショートパンツは、どうしても水場で履く機会も多くなりがち。
海やプールにも履いていく場面も。
そんな時に活躍するのは、グラミチ特有の「ウェザー素材」と「シェル素材」。
濡れてもすぐに乾いて、さらっとした着心地、ストレッチ性も備えているのは、定番のコットン素材にはない魅力です。
グラミチらしい落ち着いたカラー展開というのもありがたいポイント。
柄や素材にこだわったセレクトショップ・アウトドアショップ別注も
定番の素材以外にも、シーズンごとに素材を見直したり、カラーを見直したり、選ぶ楽しみがあるのがグラミチの特徴。
今やどのセレクトショップでも扱われているグラミチだけに、ショップ別注も多く存在します。
カラー別注はもちろん、シルエット別注、素材別注など、どこも独自の強みをアピールして開発しているグラミチのアイテム。
自分の好みのアイテムを探し出すのも醍醐味の1つですね。
展開されるモデルによって使用される素材は違います。
詳しくはグラミチ公式ページを確認してください。
【グラミチ ショートパンツの古着】「MADE IN USA」が比較的見つかりやすく価格もお手頃
人件費や原料価格高騰で、多くのUSAブランドが1990~2000年代に、自国生産からアジア・アフリカ生産に切り替えました。
グラミチも例外ではなく、現行品はほとんど中国・インド生産になっています。
しかし、2000年頃より前に生産されたパンツのタグには「MADE IN USA」の文字が。
グラミチのMADE IN USA製品は、古着屋を巡れば比較的見つけやすくなっています。
同じアメカジで人気アイテム・スウェットやスニーカーなどのMADE IN USAモノに比べて、価格もあまり高くなっていないようで、現行品の古着と大差がないのも特筆すべきポイント。
見ためには全く関係ない部分ですが、せっかく探すなら、タグの「MADE IN USA」表記もチェックしてみてください。
グラミチ以外にもアメリカ製アイテムについて詳しく解説しています。
【まとめ】春夏に活躍するグラミチショートパンツはサイズがあるうちに手に入れておきたい人気アイテム
春夏時期の必須アイテム「グラミチ ショートパンツ」の紹介でした。
最近は服の価格が高くなってきている中、これだけ良心的な価格と品質を兼ね備えているブランドは希少になってきました。
使い勝手のいいショートパンツで、流行りに関係なく使える万能アイテムなので、履いたことがないという方は、ぜひチェックしてみてください。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
それでは、パーネン(@hiro_pa911)でした。
パーネンです