名作が数多くそろうニューバランス。
その中でも近年、特に人気が高い品番があります。
「ニューバランス M1500」
この記事では「ニューバランス M1500」、特に人気の高いUKモデル(MADE IN ENGLAND)の購入レビューをご紹介。
サイズ感や履き心地、お手入れ方法やコーデ例も紹介していきます。
ニューバランス「M1500」は名作揃いの1000番台の中でも傑作モデル‼
そんな方に向けて、まずは「ニューバランスM1500」の説明を。
ニューバランスのクラシックスニーカーには大きく分けて3つのラインがあります。
- 500番台…トレイルランニング用(凸凹した道)
- 990番台…ロードランニング用(舗装された道)
- 1000番台…フラッグシップモデル(最高峰の機能)
開発当初はこのような目的で作られますが、現在ではどの品番も”おしゃれ履き”としての意味合いが強くなっています。
その価格と履き心地で「M1300」が世間に衝撃を与えて以降、”ニューバランスの1000番台”は高機能スニーカーの象徴となりました。
そんな中、サイドの”チビN”と細身の”SL-1ラスト”を採用したM1500が登場し、履き心地の良さに加えてデザイン面でも人気を博しました。
ニューバランスM1500”UKモデル”サイズ感や履き心地のレビュー
ここからは実際に購入したニューバランス・M1500を履いてみて感じたサイズ感や履き心地をレビューしていきます。
この独特のカラーはさすがニューバランス‼といえる1足。
細かな仕様を見ていきましょう。
タン・箱に記された「MADE IN ENGLAND」
M1500の大きな特徴は「MADE IN ENGLAND」「MADE IN USA」モデルが存在すること。
今回購入した「M1500DGW」は「MADE IN ENGLAND」。
ニューバランス好きの間では「UKモデル」と呼ばれたりすることも。
タン部分に刺しゅうで大きく「MADE IN ENGLAND」が記されています。
靴の聖地・イギリス内で職人によるハンドメイド手法も取り入れて作られる、ニューバランス好きには堪らないステータス。
ニューバランスお得意の上質なスエード素材
M1500には「スエード×メッシュタイプ」と「オールレザータイプ」が存在。
今回のM1500DGWは「スエード×メッシュタイプ」。
通気性の必要な部分にはメッシュ素材、強度の必要な部分にはスエード素材と、ニューバランスでは多くのモデルで採用されている素材使い。
仕様されるスエード素材は上質なピッグスエードで、耐久性はもちろん、長めの毛足で色合いがきれいなのも特徴。
絶妙なカラーが多く存在するニューバランスに欠かせないのが上質なスエード素材です。
細身シルエットの「SL-1」ラスト
どちらかというと幅広でぽってりとした印象の強いニューバランス。
M1500は細身シルエットに仕上がっています。
ニューバランスのスニーカーは「SL-1」「SL-2」という2つの木型に大きく分類されます。
M1500は「SL-1」は細身の木型で、他にはM998などに採用されています。
僕たち世代はそれなりに対外的な目線を気にしないといけないことも増え、上品な印象を与えてくれる細身シルエットは非常にありがたい。
足の形は人によって様々ですが、至って普通な足型な僕には細身の「SL-1」の方がしっくりきますね。
インソールにもわかりやすいように「SL-1」の表記が。
僕たち世代はそれなりに対外的な目線を気にしないといけないことも増え、上品な印象を与えてくれる細身シルエットは非常にありがたいです。
サイズ感は小さめ、1サイズアップが目安
細身シルエットなこともあり、サイズ感は少し小さめ。
目安としては足の実寸より「1㎝アップ」ぐらいかと。
幅広な木型を採用しているM1300CLやM1400だと「0.5㎝アップ」でも良さそうだけど、M1500はそれだと少しきつい印象です。
僕の足は実寸で26.5㎝、M1500では27.5㎝を購入。
つま先の捨て寸はしっかり確保しながら、幅はぴったりフィットした感覚なので、やはり「1㎝アップ」が目安でしょうね。
しっかりした履き心地は「ENCAP一体成型ミッドソール」を採用
M1500で採用されているクッションは「ENCAP一体成型ミッドソール」。
M1300から採用されているニューバランス独自のクッション素材ENCAP。
M1500では安定感をアップさせるためにヒールスタビライザーと一体成型したシステムを採用。
その履き心地は一言でいえば「しっかり」。
僕が持っている他の品番に比べて”固い”印象です。
かといって履き心地が悪いわけではなく、安心できる固さ。
まあ、履き心地は個人の好みもあるので簡単に結論は出せませんが、個人的にはこの固さも悪くないなと思ってます。
ライニングはファブリック製
スニーカーを見るときに、意外と気になるのがライニング(内張り)の素材。
M1500では少し起毛したファブリックになっています。
正直なところ、僕の中ではここが少し残念なポイント。
起毛させていることで履くときに少し引っかかるような感覚があります。
あと、履きこまないとわからない部分ですが、摩擦で毛玉ができやすそうな素材感。
せっかく、これだけこだわりの詰まったモデルだけに、こういった部分まで気を抜いてほしくなかったですね。
【結論】ニューバランス史上稀にみる上品で履きやすいモデル
そうはいっても、内張り以外は大満足なモデル「ニューバランスM1500」。
特に今回、僕が購入したような色数をおさえた渋めのカラーならコーデにも使いやすく重宝します。
トラッドからカジュアル、カッチリな格好まで使えるので買ってよかったですね。
ニューバランス「M1500」はフルレザーやコラボなど限定モデルが多数
ニューバランスM1500は1989年に誕生。
2019年に30周年を迎えて、多くのバリエーションがうまれました。
代表的なモデルを紹介します。
M1500UKG
これぞニューバランス!といえる定番のグレー。
M1500UC
セカンドカラーのチャコールグレー。
こちらも高い人気を誇りますね。
M1500TAN(オールレザー)
こちらは全面オールレザーバージョン。
タンカラーが上品な印象を与えてくれる1足。
この他にも数量限定のアニバーサリーモデルやM1500から派生した「M1530」というモデルも。
M1500の30周年モデルを解説したページで詳しく紹介しているので参考にしてみてください。
ニューバランス「M1500」を使ったコーデ例
ニューバランスM1500を使ったコーデ例を見てみます。
色々なコーデに合わせやすい、守備範囲の広さはニューバランスのモデルの中でも1、2を争うレベル‼
僕と同じダークグリーンを履いてますね。
カッチリめの格好も好相性。
太めのパンツとも相性ばっちり‼
カジュアルになりすぎないバランス。
僕のコーデも少々。
こんなシンプルパンツと合わせても問題なし。
白ソックスで少し外してみたけど、それもまたアリかなというコーデ例です。
スウェードを多用したニューバランス・スニーカーのお手入れ方法
ニューバランスの特徴といえるのが、スエード素材を多用したモデルが多いこと。
今回紹介しているM1500以外にも多くのモデルでスエード素材が採用されています。
こんな意見が結構聞かれますが、スエード素材のお手入れ方法は意外と簡単なんです。
- ホコリ落としのブラッシング
- 防水スプレーをかける
- 毛並みを整えるブラッシング
基本は「ブラッシング+防水スプレー」、これだけでOK‼
靴屋時代もスエード素材のお手入れって、ほとんどそんな感じでした。
静電気でホコリを寄せつけないように、天然毛のブラシを使うとより良いでしょう。
【「ニューバランスM1500・レビュー」UKメイド名品番のサイズ感や履き心地を元靴屋が紹介】まとめ
ニューバランスM1500UKモデルの紹介でした。
人気の高い1000番台の中でも注目品番の1足です。
- 細身シルエット&チビNで大人も履けるスニーカー
- 上質スエードで見ためも顔つきも上品
- 少し固めでしっかりと安定感のある履き心地
- サイズは実寸よりも1㎝アップが目安
この記事を読んで気になった方は、このあたりに注意しながらチェックしてみてください。
特に人気の高いカラーは在庫が少なくなっているので、早めにチェックすることをおすすめします‼
最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。
それでは、パーネン(@hiro_pa911)でした。
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