どうも、ニューバランス大好きっ子のパーネン(@hiro_pa911)です。
実はここ最近、スニーカー界隈を賑わせている話題があるんです。
それは「ニューバランスM1400が生産中止になる」という噂。
ニューバランスといえば名品番が数多く生まれています。
その中でも長い間、日本のスニーカー市場で男性からも女性からも人気を集める「M1400」について、紹介していきます。
履き心地やサイズ感についても、他の品番と比較してみました。
- M1400の購入を考えている方
- 大人でも履けるスニーカーを探している方
- 在庫がなくなる前にM1400が欲しい方
「ニューバランス M1400が2018年6月で生産中止」の真相は?
インターネットを見ていると公式ではまだ何も発表していない、など真相がはっきりとしていない状況。
あれこれ調べるよりも、販売元に聞いた方が早い!という事でニューバランス・ジャパンに確認してみました。
(電話したのは2018年9月25日)
生産再開の可能性は0ではないですが、今後どうなるかは今のところ全く予想がつかないです。
今後追加で入荷されることはないですよ。
……
こんなやり取りを何回か繰り返して、電話は終了。
優しい声の、とても感じの良い受付のお姉さんの返答をまとめるとこのようになります。
- ニューバランス・ジャパンでの定番カラーの生産は終了。
- 現在、店舗に在庫があるものだけ、追加の入荷はなし。
- 別注カラーなどの場合は解らない。(ブランドやショップの都合もあるので)
- 定番カラーの生産再開は0ではない。ただ今のところ再開に関する情報は全くない。
ということは、やはり在庫がある今のうちに買わないと後悔してしまうという結論になりますね。
ニューバランス M1400の人気の理由は?
最高の技術とMADE IN U.S.A.
ニューバランスは1906年ボストンにて創業。
足の健康を考えたアーチサポートインソールを製造していた事から始まったブランドです。
そこから矯正靴を製造し始め、1930年代にランニングシューズ製造まで手を広げていきました。
足の健康を考えたブランドという事で、バリエーション豊富な足幅と足を包み込むようなスニーカーの製法で世界中のランナーから人気を集めました。
数々の名品を製造してきたニューバランスの中でも特に人気の高い品番があります。
- トレイルランニングを目的とした「576」「574」を中心とした500番台
- ロードランニングを想定した「996」「998」を中心とした900番台
- ブランドの技術の粋を集めたモデルに付けられる1000番台、2000番台
この記事で紹介する「M1400」は1994年に発売された、当時のニューバランス最高峰モデル。
製造技術が高すぎてその時代では大量生産することが出来なかったため、後継モデルの「M1500」の方が先に発売されるという逸話まで持ったモデルです。
履き心地はもちろん、シンプルな見た目と高級感のあるスエード素材が、大人でも履けるスニーカーとして人気を広げていった理由ではないでしょうか。
さらに他の品番ではアジア生産の廉価版が作られている事が多いですが、M1400はすべてが「MADE IN U.S.A.」。
アメリカで生産される事で価格はどうしても高くなってしまうのですが、それだけ高い技術のある工場で作られている点で、他の人と一緒のスニーカーを履きたくないというおしゃれさんの心をガッチリと掴んでいます。
また、実はニューバランスはメンズ向け、レディース向けでサイズ展開を分けているモデルがほとんど。
品番の頭にある「M」がメンズ、「W」がウィメンズから取られているのは有名な話です。
M1400は当初、日本独自に展開されていた品番ということもあり、日本国内の販売元であるニューバランス・ジャパンでは小さなレディースサイズまでしっかりと揃えられているというのもポイント。
「おしゃれなニューバランスを履きたい」という女性も買えるモデルとして、日本国内では絶大な人気を誇りました。
支払いはもちろん僕だけどね(泣)
ニューバランスといえど、グレーばかりじゃない?
M1400はカラーバリエーション豊富なフラッグシップモデル
M1400はニューバランス・ジャパンから多くの定番カラーが展開されています。
J.crewの別注から始まったネイビー(NV)
日本国内で販売されていたグレーのM1400を見たアメリカの有力セレクトショップ「J.crew」が別注としてネイビーカラーの販売を開始。
そのネイビーカラーを輸入業者が日本国内で販売すると、雑誌などで紹介されるようになって一気に人気が広まることに。
その後ニューバランス・ジャパンで定番展開されることになったという、少し変わった経歴を持つカラーです。
ネイビースエードという他のスニーカーブランドではあまり見かけない素材と、アッパー全体がスエードで覆われている事で、高級感があり大人でも気軽に履けるスニーカーとして人気の高いモデルになっています。
「オールスエード」というのは珍しいよね。
ニューバランスお得意のグレー(SB)とブラック(BKS)
「The・ニューバランス」ともいえる「グレー」と履く場面を選ばない「ブラック」も人気の高いカラーです。
ニューバランスのグレーといえば、どの品番でも主要カラーとして製造されているブランドカラー。
その中でも、M1400だけ他の品番と少し趣が違うんです。
メタリックな「N」の文字が他品番のグレーカラーにはない高級感を演出しています。
そして、実は意外と展開されることが少ないブラックもM1400にはあるんです。
こちらはスエード素材とメッシュ素材のコンビでスポーティな面構え。
「N」の文字にはゴールドの縁取りがされていて、これも高級感の演出に一役買っています。
定番カラーとしては変わり種なマウンテングリーン(MG)とベージュ(BE)
使いまわしの効くカラーといえば先に紹介したブラックやネイビーなんかが一般的ですが、M1400では「こんなカラーもあるの?」と思わず二度見してしまうような色まで定番として展開されています。
深みのある「マウンテングリーン」と濃い色のボトムスと合わせたい「ベージュ」という珍しい2色があるんです。
どちらもオールスエードで毛並みの長い高級感のある素材が特徴。
他の品番なら別注カラーとして発売されるような2色が「定番カラー」として展開されているのもM1400の魅力です。
名作と呼ばれるM1400の履き心地、サイズ感は?
他の人気品番M1300CL、M998と比較してみた
「名作」と呼ばれるM1400のサイズ感、履き心地はどうなのか。
僕が普段から良く履いている人気品番「M998」「M1300CL」と比較してみましょう。
サイズ感は大きめ、他の品番より1サイズ下で良いぐらい
僕の足のサイズは実寸26.5㎝で履いているのはどれも27.5㎝(US9H)。
サイズ感としては、この中でM998が一番幅が細めで横幅がしっかりとフィットしています。
M1300CLは、M998よりは少し幅がゆとりがあるけど丁度よいぐらい。
そしてM1400は同じサイズでも明らかにゆったりした大きめな作りになっています。
これなら27㎝(US9)の方がしっくりと履けるはず。
M1400はニューバランスの他の品番と比べても大きいようで、1サイズ小さなサイズで良いぐらい。
履き心地はクッションが少し固めで安定感がある。M998の方が柔らかい履き心地。
M998は固い舗装路をランニングすることを想定した為、インソールからアウトソールまでマシュマロのような非常に柔らかな履き心地。
M1300CLとM1400は少し固いけど、強く踏み込んでもグラグラしない安定感がある履き心地。
やはり900番台と1000番台では想定している使用用途が違うからか、履き心地にはかなり差がある印象です。
M998はかなり柔らかい履き心地なので、好みの分かれるところではないでしょうか。
体重の重めな大柄の方なら、M1300CL・M1400の方が安定して履きやすいのでは。
足幅や甲の高さなど足の形は人によって様々なので、あくまでも個人的な意見として参考程度に捉えておいて下さい。
一番良いのは、実際に自分で履いてサイズを確かめる方法ですからね。
「M1400が生産中止…ニューバランスの名作は在庫がある今のうちに。」のまとめ
ニューバランスM1400の魅力がわかっていただけたでしょうか?
- 2018年6月で生産終了の話は本当。在庫は今あるだけ。
- 最高の技術とMADE IN U.S.A.で価値のある一足
- 豊富な定番カラー
- 安定した履き心地と幅広な大き目な作り
これだけ魅力のあるスニーカーなら、やはり何足も欲しくなってしまいますよね。
今後間違いなく、ニューバランスファンの中でも語り継がれていくモデルになることは必至なので、在庫の残っている今の内に手に入れておきたいですね。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
それではパーネンでした。(@hiro_pa911)