夏が終わって朝晩が涼しくなってくると、服装もいよいよ秋冬モードに突入。
アウターや重ね着の登場回数が多くなってくると、使えるインナーが欲しくなりませんか?
今回はカジュアルな服装の時に便利で温かいおすすめインナー、「サーマルシャツ」の特徴と定番ブランドを紹介します。
どうも、サーマルTシャツ大好きなパーネン(@hiro_pa911)です。
僕もサーマルTシャツを愛用していますが、秋冬シーズンのインナーとしておすすめポイントしか頭に浮かんでこないぐらい。
価格も手ごろなブランドが多く、おしゃれさん必見アイテム、それがサーマルTシャツです。
- 着心地の良いインナーを探している方
- 手ごろな価格でカッコいいインナーを探している方
- 雑に扱っても破れない丈夫なインナーを探している方
『サーマル生地』とはワッフルのような凸凹が特徴の機能素材
サーマル素材とはワッフルのような生地の”織り方”に特徴がある素材。
丈夫で厚みのある生地が特徴で、元々はミリタリーで重用されていたほどで、その出自も僕たちの物欲をそそります。
サーマル生地が暖かい理由
サーマル生地表面にワッフル状の凸凹ができています。
寒い時期には凸凹の中に体温で温まった空気を閉じこめられるので、保温性の高い素材として知られています。

ナイロンやポリエステルなどの化繊の技術が発達していない時代から、厳しい環境の中で兵隊さんたちの体を守っていた機能的な素材
といわれたら物欲をくすぐられませんか?
伸縮性がある生地、洗濯で縮みやすいのでサイズは大きめが目安
コットン100%素材のサーマル生地が主流ですが、最近ではコットン/ポリエステルとの混紡素材も多く見かけます。
コットン100%素材はやわらかく、混紡素材は少しザラッとした感触のものが多いかな。
メッシュのように編まれているため、伸縮性があるのも特徴。
もちろんミリタリー出自という事で、耐久性も申し分なし。
コットン100%のサーマルTシャツの場合、洗濯し始めはけっこう縮むのでサイズ選びには要注意!
新品を購入するときは、少し大きめサイズを選んでおくといいでしょう。
いつ着るのが正解?秋冬~春まで活躍するサーマル
先ほど紹介したように保温性が高いサーマル生地は寒くなり始めの秋口から、真冬のインナーとしても活躍してくれます。
アウターと調整しながら少し寒い春先まで、意外と着れる期間が長いのもサーマルTシャツのうれしいポイント。
現在は、ヒートテックなど色々な機能性インナーが販売されていますが、「秋冬のインナーといえばサーマル!」というアメカジ愛好家の方も多いですね。
シンプルなサーマルTシャツを何色か持っておくと、秋冬のインナー問題は解決してくれるよ!
【アメカジにも最適】サーマルTシャツおすすめブランド
ここ数年トレンドにもなっていることから、多くのブランドから販売されているサーマルTシャツ。
その中でも定番として利用できる、おすすめのブランドを紹介します。
イタリアメイドの変わり種サーマル「GICIPI(ジチピ)」
ジチピはイタリアで50年以上もアンダーウェアを作り続けている世界でも有数のファクトリーブランド。
現在もイタリアの小さな工場でカットソー生地を使用した商品を丁寧に作っていて、イタリアらしい上品なシルエットと上質で柔らかい着心地で年々リピーターを増やし続けています。
ジチピのサーマル素材は薄手のワッフル編みで、他のブランドのサーマル素材とは一目で差があるのが分かります。
他のブランドにはない「雰囲気」が、僕たちアラフォー世代にはたまらないんです。
そして、素晴らしいクオリティーがありながら価格がお手頃なのも魅力。
これだけの商品が¥5,000程度で買えてしまうのは驚き!
アメリカ軍にも供給されたサーマル界の雄「INDERA MILLS(インデラミルズ)」

1914年に設立された、アメリカでも「現存する最後のサーマルメーカー」といわれているブランドです。
インデラミルズの魅力は、アメリカ軍に採用されている信頼性とサーマル生地の種類の豊富さ。
その生地の種類は何と、10種類以上!!
(アメリカ本国へ行けばもっとあるかも)
調べた中では、最高で9.5オンスのサーマル素材まで作られているようです。
ここまでくると、スウェット素材と変わらないほどで、もはやインナーの域を超えた存在に。
にも関わらず、¥2,000前後で買えてしまう価格というのが素晴らしいですね。
コットン100%素材やコットン65%/ポリエステル35%素材など、バリエーションと生地の厚みが豊富で選びきれないほど種類があります。
また、ネットのクチコミを見ていると、ユニクロのヒートテックと比べている人が多く、インデラミルズの方が温かいという声が圧倒的に多いというのも参考までに。
日本で圧倒的な人気!Tシャツ・サーマルの王道「HANE′S(ヘインズ)」
「サーマル」といえば、まず思いつくのはここじゃないでしょうか。
ヘインズといえば「3P Tシャツ」が有名ですが、サーマル素材を使用した商品も有名なんです。
ヘインズといえば、かつては「MADE IN U.S.A.」で「コットン100%」のサーマルTシャツが古着市場でも数多く出回っていましたが、今ではすっかり見かけなくなりました。
現行品は中国製で、素材はコットン65%ポリエステル35%、首の後ろのタグもプリントでタグレス仕様に。
サーマルTシャツの大定番ブランドですが、少しずつ改良を加えてアップデートされています。
手頃な価格も魅力のブランドですね。
MADE IN USAを貫くサーマルシャツブランド「GREENHILLS(グリーンヒルズ)」
1907年創業、リブ編みのTシャツやタンクトップで有名なMiller(ミラー)社のサブブランドとして産まれたのがグリーンヒルズ。
サーマルやアンダーウェアに定評のあるブランドで、今もなお「MADE IN U.S.A.」を貫いているのが、他のサーマルブランドと違う点。
また、サーマル素材もコットン50%/ポリエステル50%と、他のブランドと混紡率が変わり、ザラッとした固めの感触が特徴。
着た時の伸縮も少なく、1枚でしっかりと着れるサーマルTシャツです。
インナーでも重ね着でもどんな服装でも使えるサーマルTシャツ、着こなし方やコーデのコツは?
ここ数年でレディース向けのカットソー素材としても認知されるようになったサーマル素材。
シンプルなサーマルTシャツはカジュアルスタイルにもってこいのアイテムで、コーデの幅も広がります。
Vネックやヘンリーネックは1枚でも主役に

Vネックやヘンリーネックなどネック部分にデザイン性のあるものなら、長袖サーマルTシャツを1枚で着るのもアリですね。
厚みのある素材で伸縮性もあるので、素肌に直接、肌着感覚で着ることもできます。
半袖Tシャツとの重ね着も

アウターが必要ない時期なら、お気に入りの半袖TシャツとサーマルTシャツの重ね着もおすすめ。
90年代リバイバルがトレンドの今ならおすすめの着こなし方。
もちろんインナー使いにも

サーマルTシャツはニットやスウェットほどの厚みがないものがほとんど。
アウターやシャツを羽織るだけで、着ぶくれることが多い冬場の服装もスッキリと収まります。
とにかく1枚持っていると、何かと重宝するおすすめのカットソー、それがサーマルです。
シンプルに『サーマルTシャツ+アウトドアブランドのアウター』を着るのが僕の冬の定番スタイル!
「秋冬~春に活躍するサーマルTシャツおすすめブランド4選」まとめ
色々なブランドやショップがサーマルTシャツを販売していますが、まずは今回の4ブランドが価格も手頃で手が出しやすいです。
4ブランドどれもがおすすめで大活躍間違いなしですが、やはり個人的におすすめは「ジチピ」と「インデラミルズ」ですね。
好みもあるでしょうが、ジチピはサーマル素材らしくない上品な雰囲気が使う場面を選びません。
インデラミルズは「THE・サーマル」という雰囲気で、バリエーションと価格が魅力。
他のブランドも、素材やネックの形が様々なパターンで販売されているので、ぜひ一度サーマルTシャツにハマってみて下さい。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
それでは、パーネンでした。(@hiro_pa911)