「足袋(たび)って、着物を着る時だけのものじゃないの?」と思っている方にこそ、ぜひ知ってほしいアイテムがあります。

今回は、明治時代創業、足袋の老舗・玉井商店が手がける「Everyday Easy TABIソックス」を実際に購入して履いてみたので、元靴屋目線でレビューします。

自分用にはもちろん、大切な人へのギフトにもぴったりなその魅力に迫ります。

パーネン
パーネン

ちょっとした贅沢を味わえる、そんなソックスです。

玉井商店 足袋ソックスとは?ブランドの特徴とこだわり

玉井商店 足袋ソックスの特徴、創業の歩みとブランド哲学

玉井商店は、なんと明治22年(1889年)創業という超老舗!

もともとは米穀卸業から始まり、その後足袋の製造を手がけるようになりました。

現在は三代目の玉井敬祐氏が、「伝統からの挑戦」を掲げ、日本の伝統文化である足袋を現代のライフスタイルに合わせた「足袋型靴下」として提案しています。

若い世代にも足袋の良さを知ってほしいという、熱い誇りと想いが込められたブランドなんです。

製造工程と技術力:玉井商店のものづくりの強み

玉井商店の強みは、なんといっても長年培ってきた職人の技術力

足袋は工程数が非常に多く、一つひとつ職人の手で丁寧に作り上げられています。

この「手作業へのこだわり」が靴下作りにも引き継がれており、メイド・イン・ジャパンならではの質の高さが自慢です。

ポッサムや天然素材、ソックスの肌触りと耐久性

素材選びにも並々ならぬこだわりがあります。

天然繊維から機能素材まで幅広く扱っていますが、特に注目なのが「ポッサム」などの新しく珍しい素材。

こうした素材を新しいプロダクトに落とし込むことで、他にはない肌触りや機能性を実現しています。

玉井商店 足袋ソックスの履き心地を徹底レビュー|実測と着用感からわかったこと

Essential Days TABIソックスのスペック

  • 品番: TS3001N
  • 素材: コットン75%・ポリエステル23%・ポリウレタン2%
  • サイズ: 23〜27cm(フリーサイズ)
  • カラー展開: オフホワイト、レッド、ブルー、チャコール、ダークピンク、ピスタチオほか
  • 生産国: 日本製

試着レビュー:一言でいうと「優しい」履き心地

履いた瞬間の感覚を一言で表すなら、「優しい」。

フワッと包み込まれるような感覚で、きつさや圧迫感がまったくありません。素材はコットンがメインで、表面には綿100%を使用。肌に当たる部分の素材選びが丁寧で、これが「優しさ」につながっていると感じました。

元靴屋として「これは良い」と思った3つのポイント

① 親指が分かれていて踏ん張りやすい

足袋型最大のメリットがここです。通常のソックスは5本指がまとめて包まれているため、地面を踏ん張る際に指が使いにくい。足袋型は親指が独立しているぶん、歩行時に自然と力が入り、安定感が増します。
靴屋時代に「足の指をしっかり使えているか」を何千人と確認してきた経験からも、これは理にかなった設計だと思います。

② 全体的にやわらかく、長時間履いていて心地よい

一日中履いていても疲れにくい柔らかさがあります。足裏のパイル編みが程よいクッションになっており、歩く際の衝撃も自然に和らいでくれます。

③ カラー展開がおしゃれ

ソックスのカラーバリエーションはブランドの個性が一番出る部分ですが、玉井商店はここが特に秀逸。ダークピンクやピスタチオなど、派手すぎず、かといって無難すぎない絶妙なカラーが揃っています。 

足袋をベースにした靴下らしく、足袋の着脱に欠かせない「こはぜ」を引っかけるしつけ糸がデザインになっているのもポイント。

パーネン
パーネン

遊び心が感じられるこんな部分もナイス!

惜しいと感じた点:ぴったり目の靴だと履きづらい

フリーサイズ(23〜27cm)対応のため生地に厚みがあり、シルエットがタイトなスニーカーとは少し相性が悪いと感じました。

いつもよりワンサイズ余裕のある靴に合わせるか、ゆとりのあるシューズボックスの靴と組み合わせるのがおすすめ。

Essential Days TABIソックス|カラーの合わせ方

ピスタチオをニューバランスM1500と合わせてみた

今回、僕が買ったのはダークピンクとピスタチオの2色。

どちらも主張のあるカラーなので、コーディネートには少し工夫が必要です。

ピスタチオは、ニューバランスM1500DKグリーンとユニクロCのスウェットパンツ(黒)と合わせてグリーントーンで統一。

スニーカー・靴下・パンツで色のトーンを揃えると、主張のある色でもコーデにまとまりが出ます。

アクセントカラーのソックスを合わせるときの基本

目立つカラーを選んだときのコーディネートの基本は2パターンです。

  • トーンを合わせる:靴下と靴を同系色にしてまとめる(今回のグリーントーンコーデがこれ)
  • 靴を白か黒にする:シンプルなスニーカーとパンツで足元を引き算し、靴下のカラーだけを目立たせる
パーネン
パーネン

玉井商店のスタッフさんが、シンプルなジーンズスタイルにダークピンクを合わせていたのがおしゃれだった!

玉井商店 足袋ソックスの種類と商品展開

足袋タイプ別の特徴:つま先設計・フィット感の違い

玉井商店のTABIソックスは日常使いしやすいソックスを幅広く展開しています。

  • Essential Days TABI:足底はパイル編み、足首をリブ編みにしたカジュアルモデル。
  • Classic Rib TABI: つま先から足首までリブ編み、どんなシーンにもマッチ。
  • Always Relax TABI: その名の通り、毎日気軽に履けるモデル。

カラーバリエーション・サイズ展開(cm表記で選ぶコツ)

カラーは定番の白や黒だけでなく、マスタードやライトパープルといったお洒落な色が揃っています。

サイズは、「FREE (23cm-27cm)」といったユニセックス展開のものやメンズ(25-27cm)、レディース(23cm-25cm)があり、男女問わず選びやすいのが嬉しいポイントです。

下着感覚で使えるモデル・普段使い向けのおすすめ靴下

「Always Relax TABI」のように、お家時間を快適にするリラックスモデルも人気です。

家の中で履く、日常の靴下をこれに変えるだけで、ちょっと良い時間を過ごせてQOLが上がります。

玉井商店の靴下はどこで買える?通販購入ガイド

玉井商店 足袋ソックス徹底レビュー 商品画像

公式通販は品ぞろえの豊富さが魅力

一番のおすすめは公式の玉井商店オンラインストア(BASE)です。

最新のラインナップから、雪駄やシューズまで全てのカテゴリーをチェックできます。

楽天市場での購入はポイントが魅力

ポイントを貯めたい方は楽天などのECモールを利用するのも手ですね。

ただし、限定モデルや最新情報を確実にゲットするなら公式オンラインストアが一番です。

こんな人には玉井商店の足袋ソックスがおすすめ

  • 1日中歩くことが多く、足の疲れが気になる人
  • 5本指ソックスは指が入れにくくて苦手、でも足指は使いたいという人
  • 靴下でコーデにさりげない個性を出したい人
  • 日本の伝統工芸・職人仕事に興味がある人
  • 「ちょっと良いもの」をギフトに探している人(130年の歴史がストーリーになります)

まとめ

玉井商店のTABIソックスシリーズ、一番の魅力は「優しい履き心地」と「攻めたカラー展開」のバランスです。

足袋型というと敷居が高く感じますが、日常使いに特化したシリーズなので思ったよりずっと気軽に履けます。

サイズがぴったりめの靴との相性だけ注意すれば、日常のソックスをこれに替えるだけで足元がグッと面白くなります。

普段の靴下に飽きてきた方、ぜひ一度試してみてください。