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人気レザーブランド『グレンロイヤル』の長財布を使用したレビューやグレンロイヤルの特徴、おすすめ財布を詳しく紹介しています。
財布に定評のある英国ブランドの中で、【英国御三家】といわれるのが次の3ブランドです。
この中でも少しマイナーな扱いを受けている「グレンロイヤル」について詳しく紹介していきます。
品質に定評のあるグレンロイヤルの中でも、僕が愛用しているのは「ラウンドロングパース」
少しカッチリした印象の長財布で好みが分かれるところでもありますが、そのグレンロイヤルの名作を約1年使用してきた革のエイジング具合や使い勝手を、個人的見解たっぷりにしてレビューしていきます。
他にも、数多くレザー製品を展開しているグレンロイヤルの中でもおすすめの財布を紹介していきます。
- グレンロイヤルについて知りたい方
- グレンロイヤルの財布を検討している方
- 長財布の使い勝手を気にしている方
グレンロイヤルとは？ブランドの特徴と歴史
グレンロイヤルが生まれたのは1979年、イギリス・スコットランドにて始まりました。
スコットランド語で”谷”を意味する「GLEN（グレン）」と、”王室”を意味する「ROYAL（ロイヤル）」を組み合わせたブランド名です。
豊かな自然が残るスコットランドでは、今もなお生活の中で馬と共存する文化が根付いています。
その馬具にも使われていた強靭なレザーを使った小物に定評のあるブランドでもあります。
長年、ロイヤルワラントを授かったブランドのOEM生産も受け持っていた工場で、今もなお約25人の職人がハンドメイドでグレンロイヤルの製品作りを続けています。
シンプルでクラシックなデザインでありながら、使用する素材にまで拘ったレザー製品の数々、それが「グレンロイヤル」の魅力です。
「ロイヤルワラント」
…王室御用達の商品や企業に対して与えられる称号。特にイギリス王室では英国王室の紋章を掲げることが認められる。
つまりは「優れた製品」の証。
グレンロイヤルは最高グレード・ブライドルレザーで製品を作っている
グレンロイヤルの最大の特徴はブライドルレザーを使った革小物。
ブライドルレザーとはイギリス発祥とされている革で、成牛の皮をベジタブルタンニン製法でじっくりと鞣し、蜜蝋や牛脂を手作業で染みこませるという、非常に手間と時間がかかる伝統製法で作られています。
馬具に使われていただけあり非常に耐久性が高く、使い込むほどに柔軟に使いやすくなじんでくれます。
毎日使うアイテムが多い革小物だけに、耐久性は切っても切れない要素になりますよね。
イギリス発祥の革小物ブランドは数多くありますが、特にグレンロイヤルはグレードの高いブライドルレザーを使用していることで知られています。
質の高いレザーを使うことで上品な光沢や皺が生まれ、より製品の魅力を増してくれますね。
グレンロイヤルの魅力、それは「革のエイジング」
そのブライドルレザーの１番の魅力がエイジングです。
新品時には白い粉（ブルーム）が吹いた状態のブライドルレザーも、使用することで徐々にブルームが取れ、レザー本来の色が出てきます。
そこからさらに使い続けることで深い色味と光沢が生まれ、レザー本来のエイジングが楽しめるようになります。
グレンロイヤル独特のエイジングはやはり革の品質によるところが大きいでしょう。
グレンロイヤルのおすすめモデル「ラウンドロングパース（ROUND LONG PURSE）」の特徴と使い心地
この財布が僕の愛用している、ブランドNo.1人気を誇る代表モデル「ラウンドロングパース」。
ここからは特徴と魅力を紹介していきます。
アクセントとなるストラップ、2段階の厚み調節が可能
一見するとシンプルな長財布ですが、デザインの特徴にもなっているのがブランド名の刻印が入ったスナップボタンとストラップ。
ワンタッチで簡単に財布を開くことができます。
さらにストラップを留めるボタンが2箇所についていて、小銭や中身の入り具合で厚みを調整できるようになっています。
なんてことのないこの2つのボタン位置が、使ってみるとかなり重宝します。
大容量のポケット類と使い勝手の良いラウンドしたコインポケット
長財布に求められるのは収納力。
その点、このラウンドロングパースなら全く心配いりません。
お札ポケット4つ、カードポケット5つ、大容量のコインポケットが1つという仕様。
そのコインポケットがグレンロイヤルの真骨頂とも言える仕様で、片側がラウンドしています。
ラウンドすることでコインポケットの奥まで指が入りやすい仕様になっていて、使い勝手が追及されたデザインとなっています。
ゴールドが美しい真鍮製金具と「riri」製ジップ
ボタンやジップに使われている金具はブライドルレザーの光沢に負けない存在感のゴールドの真鍮製。
さらにジップはスイスの名門「riri」社を採用しています。
ririのジップはデザインが好みで、僕みたいな細かいところまでこだわりたい人間にはこれだけでもかなり高ポイント。
もちろんジップの滑りも良く、機能的にも優れた仕様となっています。
ジップに付けられたレザーのタブもより気分を上げてくれます。
デメリットは１つ、それは安くない価格
財布ひとつでここまでこだわりポイントが詰まったラウンドロングパース。
唯一ともいえるデメリットが価格。
為替などの影響で価格の見直しなどもありますが、約5万円という価格設定は少し手が出しづらいところ。
ただ手入れをしながら何年も使用できるクオリティーなので、長財布を検討している方はぜひ候補の１つに入れてもらいたいモデルです。
それほどおすすめの財布、それがグレンロイヤル・ラウンドロングパースです。
「グレンロイヤル」他にもおすすめアイテムがズラリ。財布・ウォレットのラインナップ
僕は上で紹介した「ラウンドロングパース」を購入しましたが、グレンロイヤルでは他にも魅力的な財布が展開されていて、購入前にはかなり悩まされました。
グレンロイヤルの代表的な人気モデルも紹介していきます。
グレンロイヤル・ジップアラウンドロングパース（ZIP AROUND LONG PURSE）
大容量で使い勝手のいいラウンドジップ型の長財布です。
財布を開くと真ん中にファスナー付きのコインポケットがあり、そのサイドのマチ部分が札入れになっています。
カードポケットは12個とかなりの枚数が収納でき、レシートなどが入れられるサブポケットも左右で2個配されている、収納力に自身あるモデルです。
明るめのカラーも展開されていて、女性にもおすすめできる長財布ですね。
グレンロイヤル・ジャバラ式財布（WALLET WITH DIVIDERS）
これも僕が最後まで悩んだモデルです。
ジャバラ式で5室に分けられていて、大きく開いて使い勝手がいい形。
両側の側面にカードポケットが付けられているので、収納力も問題ないです。
ポケットにもすっぽり収まる大きさで、外側に付けられたリングにウォレットコードを付けることもできるので、機能的にも優れています。
あまり他ブランドでは見ない型になっていて、他人と違う財布を持ちたいという方に検討してもらいたいモデルですね。
グレンロイヤル・ヒップウォレット（二つ折り財布・HIP WALLET WITH DIVIDERS）
こちらは他ブランドでも比較的よく見かける、いわゆる「二つ折り財布」。
しっかりとマチが取られたコインポケットと2つの札入れ、カードポケットが3室と、普段使いには問題のない収納力を備えています。
こういう定番的な型がもっとも素材の良し悪しがわかるので、グレンロイヤルの魅力が伝わりやすいモデルでもありますね。
グレンロイヤル・スライディングウォレット（SLIDING WALLET）
こちらはフラップ付きの二つ折り財布です。（三つ折りと紹介しているところも）
サイズ感としては先ほどのヒップウォレットと同じですが、札入れの片側が縫製されておらずお札を滑らすように出し入れできるのが特徴。
外側のフラップにスナップボタンが付いていることで、デザインのアクセントにもなっています。
他にもグレンロイヤルの製品は、日本の輸入総代理店である「渡辺産業㈱」のホームページでも詳しく紹介されています。
ここで紹介していない商品もあるので、他の商品が気になる方は是非のぞいてみて下さい。
グレンロイヤル以外にもおすすめの革小物ブランドを紹介した記事もあります。
「グレンロイヤル・ラウンドロングパース 革のエイジングが魅力な長財布を約1年使ったレビュー」のまとめ
この記事の最初で「少しマイナー」と紹介しましたがそれは知名度だけの話で、品質はかなり良いといえるのがグレンロイヤルの財布です。
あまり他の人が持っていないというのも、僕のような天の邪鬼な人間にはピッタリでした。
僕が使っているラウンドロングパースはまだ1年程度の愛用歴ですが、まだまだ使い込んでカッコよくしていきたいですね。
マネークリップやカードケースなど、グレンロイヤルの他のレザー製品も集めて愛用したいと思っています。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
それでは、パーネンでした。（@hiro_pa911）
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